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THORNS OF BEAUTY blog.

シンフォニック・インダストリアルブラックメタルバンドTHORNS OF BEAUTY、Season 9の日常、理念、哲学。

Season 9デススペード

相変わらずギターを片手に意欲的に創作活動を続けている私です。。。

好きでやってることなのだが、浪費される集中力はハンパなく、気がつけば凄まじい疲労感と倦怠感、そして栄養不足に襲われる。
まあ、この作業はいわば魂を削りだす作業であり、勢いよく自分の分身を発射さすようなもの!
女性でいえば出産のようなものであろうか?当然のことである。

…そういう状況下なので、たまには息抜きを兼ねて、自分が現在へヴィーローテーションで聴いているアーティスト、CDなどを皆様にご紹介しようと思う!!

おおっと、一般的なブロガーの皆様や芸能人など、猫も杓子もやりたがるランチやディナーやロケ弁の紹介記事を期待された方は申し訳ありません(笑)

いや、むしろ私にそれを期待されても困る!…よほどの感動があればやるかもしれないけど。

さて、前置きはこれぐらいにして

第一回目として…
ノルウェー発のブラックメタルバンド、EMPERORをご紹介しましょう!

私は今流行りのメロディックスピードメタルやゴシックメタル、そしてハードロックなども当然聴くが、あくまでメインはブラックメタル。なのでこの偏ったジャンルの紹介が多くなるのは必然と言えよう!

まずこのバンドを語る前に、ブラックメタルとは何か?を定義する必要がある。

雑誌、メディアなどによりさまざまな解釈が存在するが、私の解釈としてはバンドのアティチュードが第一にあると思う。それはサタニズムやペイガン信仰などを貫いていること。(それをどう解釈してるかはバンドにより様々。)
確かに典型的なブラックメタルサウンドの特徴として

・プロダクションが低く、スカスカな音質
・ノイジーなギター
・トレモロリフを多用
・寒々しい曲の世界観
・絶叫型のデスボイスや金切り声

アピアランスとしての特徴として

・コープスペイント(あの白塗りメイク)
・逆さ十字を着用
・弾丸ベルトやスタッズやレザーを用いた衣装を着用

などがあげられる。
ブラックメタルがそういう特色に行きつくのは、そういった深く偏りのある危険な思想が根底に渦巻いているからに他ならないと思う。

仮に、思想を持たずその特徴ばかりを重視するバンドは、たちどころに”ポーザー”というレッテルを貼られることであろう。

さらにはそのブラックメタルの中でも、アグレッシブでプリミティヴなブラックメタル、シンセを多用したシンフォニックなブラックメタルなどいろいろ細分化している。

まあ、ある程度定義づけしておいてこういうのも何だが、バンドのカテゴライズなんて曖昧なものである!ハードロックとへヴィメタルの境界線が不明瞭であるように。

バンドが名乗ってしまえばそれになるし、第一、アーティストは自分の個性に溢れた表現を作り出しているわけであり、他と同じように扱われるのは屈辱的なことであろう。

なのでカテゴライズされること自体も興ざめなことであろうサ!
ただひとくくりにした方が扱いやすいという、メディアやリスナー側のやり方なのであろう。
私もそうされた方がすごく便利だと思うし。。

―そういったネガティブな思想に取り憑かれたブラックメタルだが、リスナー側もある程度覚悟を持って臨まないとキツイと思う。

多分一般的なメタルを好む方は初見では理解できないことがほとんどだと思う。
中にはもちろん聴きやすいものも存在する。

アンダーグラウンドでマニアックなものになるにつれ、前述したような聴きとりにくい音像やノイジーさが理解の妨げとなっている。そうすることにより音楽商業主義への反抗しているのかどうかわからないが。。。

なのでリスナーはどんな粗悪な音楽でも受け入れる柔軟な姿勢が問われてくる。
こうなってきたら、リスナーの音楽の選び方、聴き方にもよってくるのだが。。

というのも、最近はネットが普及し、リスナーは前もって試聴し良ければ購入という流れが一般的となり、リスナーは好みの作品しか買わない。
しかし一昔前まではそんな音楽がネット上に落ちているという状況はなく、雑誌で紹介された作品と自分の感性に照らし合わせCD購入に踏み切っていた。

おかげで買ったはいいが内容はカスだったってケースもよくあることだった。

だがせっかく買ったので、ある程度聴いて良さを理解しようという強制力も働いた。
どうしてもダメだったら下取り。。。
そして聴いているうちに自分の中のベスト盤になってしまった!!ということもしばしば。

そう、これである!!

ブラックメタルを理解するには聴きこんで深めることも必要な場合もあるのである。

これは食べ物、友達付き合い、、、いや人生すべてにおいてそうなのではなかろうか?

自分に合わないからという理由で捨て去るのは簡単だ。
間違いなく自分の選択肢の幅を狭めることになるであろう。だがそれを敢えて受け入れようとする姿勢は自分自身新たな扉をこじ開けることにつながる可能性を秘めているのではないであろうか??

まあこれは私ごときが言うことでもない。

…おっと話がかなりそれた。

さてEMPERORだ!!
90年代初頭ノルウェーでのブラックメタルムーヴメントに台頭し、シンフォニックなブラックメタルのスタイルを構築したといってもいい老舗であるが、現在このバンドは残念ながら2001年をもってすでに解散してしまい伝説と化した。

スタジオアルバムとしては、

In the Nightside Eclipse - 闇の皇帝 
Anthems to the Welkin at Dusk - 闇の讃美歌
IX Equilibrium - 闇の黙示録
Prometheus: The Discipline of Fire and Demise - 闇の終焉~ラストエンペラー~

の4枚。私はリアルタイムで1st In the Nightside Eclipseを聴いて衝撃をうけた。
アルバムを重ねるにつれ音楽的な成長を窺わせ、今後バンドとしてどういう方向性を進むのか気になる存在であったが、まさかの解散、、、

サウンドの特色としては、シンセを使用しこの上なく荘厳な雰囲気を醸し出し、プログレッシブなリズムパターンとブラストビートと融合し、気の弱いフニャチン野郎を死に追いやってしまうだけの殺傷力を十分に秘めている。

サウンド面の要はイーサーン(vo, g)とサモス(g)。
現在はそれぞれの道…前者はソロ名義で、後者はZYKLON, THE WRETCHED ENDとキャリアを重ねているが、今になって思うにEMPERORにおける芸術的かつ変態的な要素はイーサーン氏が発していたものであることを認識させられる。

そのイーサーン氏は今年12月来日公演を行う!超楽しみであるアップ

↓私のお気に入り Emperor - Thus Spake The Nightspirit (Live Inferno)


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