今回は、総理大臣をして頂いた鳩山由紀夫さんの日頃のスタンスや発言から、思考パターン即ちカルマについて考察していきます。

代議士を辞められても積極的に発言されている上に元総理大臣ですから、公人であるのをいまさらやめることもできないでしょうし、多くの人が知る人ですからこそあえてテキストとして取り上げさせていただきます。

彼のテレビでの発言や各種SNSでのコメントには多くの批判が生じます。それに反して、彼が擁護しているはずの対象者からの援護や支援はあまり見受けられません。

ちょうどロシアがクリミア侵攻をするのしないのといった時期だったでしょうか、彼に対する批判がチラチラ目に留まった初期の頃、どうしてこんなことを言われるのだろう、と不思議でした。言っていることが高度すぎて理解者がいない上に、大方、ある種のイデオロギーを持った特定の人たちが個人的に文句を言っているのにちがいないと思いました。急逝された弟の邦夫さんが代わりに謝意を述べたりしていて、一体何事かと首をかしげていました。

そうこうしている内に2010年ごろから、みなさんご存じのようにネットによる中韓のバッシングが激しくなっていきました。わたしがそれを知り始めたのは、2013年になってからのことです。それまでは、否定的な事象については目を背け見ないようにしていました。けれども非常に激しく罵り侮蔑し始めましたが、それに反論したり事実を教える者たちが一部に限られ、多くは見過ごされている状態でした。彼らがなぜそんなことを言うのか解らないだけでなく、聞いていると気持ちがわるくなってくるので、ちょっと内情を知らなければならないと思い始めた矢先の2013年8月15日、家の者が『永遠のゼロ』という映画をレンタルしてきたのでした。

興味がなかったのですが、観てしまったが最後、その日からわたしは何者かに取り憑かれたように歴史を勉強し始めたのです。日本の歴史だけでなく世界の歴史、同じ史実に対する各国各人の観方などつぶさに勉強しました。それに合わせて将来の歴史すなわち現在の国際情勢についても様々な人の情報や意見、観方を検討しました。1日だいたい8時間から12時間、曜日に関係なく朝ともなく夜ともなく勉強と研究に没頭しました。だいたい時間にして1、0000時間です。本、資料、映画、小説、動画など読み漁りました。2016年の12月8日の朝、目が覚めた時「はい。もう終わりです」と声がしました。声と言うより想いでしょうか、しばらく時間が経ってからそれが開戦の日だと分かりました。

あっと言う間の3年半でした。その間、自分が何をしていたのか、よく分かりません。ムーやアトランティス、その前の時代、シュメールの滅亡からローマ、各種帝国、ロシアやシナの勃興など、人類6000年の動態が理解できたと共に、人々の想いや国を司る神々の想い、日本の先祖霊や土地の守護霊たちの想いなどが心に流入してきました。特に旧日本軍の兵士たちの想いが迫りくるようにわかりました。

そうなった自分が改めて鳩山由紀夫さんの発言に着目すれば、はあ、なるほど、と思うようになりました。歴史や国際情勢の大枠や概要のレベルと今現在火のついている事態にどう対処するかのレベルはちがうのに、いつもボワンとした思考でのんきなことを言っているように感じ始めたのです。彼の中では理路整然とした確固たる明晰な事実とその解法の訴えなのでしょうが、なんの実用性もない、大上段に振りかざすだけの模造刀に思えます。

どんなに共感しようとしても、ちょっとズレていると思うことの方が多い。『友愛』の精神は素晴らしいのかもしれないが、情勢をまったく知らないのではないか。歴史をまるで知らないのではないか。

もちろん、歴史に囚われて、そこに粘着していつまでも恨みつらみを発することの生産性のなさは愚かなことではありますが、知らないで思い込みだけ、噂話の耳学問だけでは世の中を操作してやろうとするプロパガンダや陰謀論の餌食になってしまいます。

やられたらやり返せと言っているのではありません。むしろ、そう信じてやり返し、威張り散らしたり金品を要求したり、ガメ込んだりしている相手に対して何が最善か、その知恵を出して次の段階のステージにあがるから、人類は存続するのではないでしょうか。

残念ながら、一般に考えられているような、愛や真心や誠実や、鳩山さんの提唱される『友愛』で解決するほど、宇宙は停滞していません。万能のカギですべてを開けられるほど錠もやわではないのです。

友愛でないから問題が解決しないのではないのではないでしょうか。