今度こそ重症者数はピークを過ぎ、減少傾向に入ったと断言してよいでしょう。

約２週間前の過去記事［重症者数　減少傾向へ！］で8月21日の時点で重症者数は減少傾向に入っていると書きましたが、振り返ってみるとピークはその２日後でした。ちょっと気が早かったですね。

（データ・グラフはいつものように東洋経済オンラインから引用）

上記の過去記事では「今後増えたとしても第２波の重症者数は精々250名程度、多くとも300名には届かないものと思われます。」と書きましたが、+9名ぐらいは『精々』の範囲に入るということにしておいてください。

表題のとおり8月23日のピークから9月3日の10日間にかけて重症者数は▲45名、割合にして約1/6減少し、なおも4日連続減少中であり、当面再び増加傾向に入ることはないでしょう。

盆休みで再上昇が懸念されていた実効再生産数も、小さな山はあったものの1.0を超えることはなく8月11日から３週間以上1.0未満を継続しています。

死亡者数についてはほぼ連日10～15名を記録しておりピークはまだ見えませんが、重症者が減少し続けている以上、遠からずピークを過ぎることになるでしょう。

GoToキャンペーンによる感染拡大が懸念されていましたが、結局最初の四連休で若干の拡大があっただけでほぼ杞憂に終わりました。東京都の除外に効果があったかどうかは分かりませんが、感染拡大防止措置を採っている宿泊施設を登録させたことが奏功しているのではないかと思います。

今週末は九州を中心に猛烈な台風が襲ってくるため旅行どころではありませんが、台風被害が小さく終わることと9月の四連休は晴天になることを願うばかりです。

新型コロナ 重症者数10日間で▲45名減