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ワタミは5月7日、スーパーマーケットなどを運営するロピアと5月4日、出向基本契約を締結したと発表した。
業界の垣根を越えた人事連携で雇用を確保するため、緊急事態宣言延長に伴い休業中のワタミ従業員がロピアの展開する食品スーパーマーケットに出向する新たな人事交流の取り組みを開始する。
政府が発令した緊急事態宣言を受け、4月13日からワタミの国内外食店舗約400店で休業している。そのため外出を控え自宅で過ごしている従業員が多いという。
一方、首都圏1都3県に48店舗を展開するロピアは、食品や日用品の需要拡大により客数が増加し、従業員の雇用確保が喫緊の課題となっている。
業界の垣根を越えて人事面での交流を図ることで、休職扱いになっているワタミの従業員に働く場所を確保するとともに、雇用を増やしたいというロピアのニーズに応えるもの。(後略)
自粛を求められ、多くの従業員が自宅待機となっている業界もあれば、逆に需要が拡大して人手不足が悪化している業界もあります。もちろん比較すれば圧倒的に前者が多くなるのでしょうが、人員を融通し合って人手の過不足を補う取り組みは素晴らしい発想だと思います。
我が家の近所のロピアはどれだけ長蛇の列ができていても全てのレジが開いていることがないので、個人的にもこの取り組みによってレジの混雑が緩和されることを期待します。