只今、ひな人形のお片付け中でございます。
お祝いの日から20日ほど過ぎまして
なんだかんだ理由をつけて
片付けを先延ばしにしていたものの
そろそろしまわないと
はなえが婚期を逃すとのことで
やっと片付け始めたのもつかの間
休憩に入ってしまいました。
このマイペースさ
田山家元来のものですね。
まぁそんなことは今朝の珍事件なんかに比べたら語るほどのものではなく。
今朝なにがあったか。
優しいながらも道を外れた感満載のエピソードを持つ
家の長男俊太郎のことを
少なからず耳にしたことがあるだろうか。
彼のおかげか私みたいな
ちゃらんぽらんな人間でさえ
真面目ね
賢いわね
しっかりしてるわね
頼もしいわね
と言われるほど。
前置きが長くなったが
そんな彼がヤラカシテしまったのは
昨日の夜に遡る。
いつものように
よる9時頃、飲みに行くと出かけた兄。
明日は金曜日、ほどほどにしなさいよとの母の声。
いつもとかわりない会話。
明け方3時頃。
母の携帯の着信音、『桜の栞』が家中に鳴り響く。
目を覚ました父と母。
布団の中で目を開ける私。
母が電話に出ると相手はどうやら
兄の彼女らしい。
何やらオモテが騒がしいので
家の前にいるらしい。
鍵を開けた母の素っ頓狂な声。
駆け寄る父。
そして父の驚きを隠しきれない声。
布団の中で少しイライラしながらも静かに目を閉じ耳を傾ける私。
次の瞬間吐瀉物の音。
慌てる足音と母の声。
手伝わされては困ると狸寝入りに興じた私。
しばらくガチで寝てしまった私だったが
母の電話する声で再び目を覚ます6時。
母はどうやら兄の勤める会社に連絡をしているらしい。
父が文字通り兄をたたき起こし
現場の社長に連絡をさせるも
電話をした意味があるのかさえ皆無
兄の口からは汚物がでてくるあまりで
言葉という言葉らしいものは
聞き取ることができない。
彼女も仕事があるので
帰るとのこと。
それもそのはず
午前8時を迎えていた。
帰り行く彼女が最後に一言
『家の回りも掃除をしたほうがいいと思います…』
出発時間を迎えた弟に
『○ロあるから気をつけて行くのよ!』
との母の声。
事態の収拾がつくまではと
狸寝入りを心に決めた私は笑いを必死で堪えた。
しばらくして
帰宅した弟。
『俺の学ランにゲ○ついてるし(;゜;ё;゜;)!!!』
時はうつり
昼頃。
我々は出かけようと
兄の部屋を訪れる。
買い物行ってくるからね
うん
と会話が成立したのに
したのに!
したのに…!
買い物も終盤に近づいた頃
『桜の栞』が流れてきた。
着信 俊太郎
何かあったのかと母が恐る恐る出る。
するといつもの調子の兄の口ぶりで
「今どこにいんの┓(-д-`)┏」
………。
家族全員が言葉を失った瞬間でした。
帰ってみるとすっかり
元気になって復活した兄。
早速遊びに行きました。
カラオケで盛り上がって
テキーラを一人で25杯飲んで
裸で道路に寝て
友達に助けられ
彼女に迷惑をかけ
家族にも迷惑をかけたのに
何も覚えていないどころか
懲りずに出掛けて行った兄に
呆れを通り越し尊敬すら覚えます。
たくさん教訓を教えてくれる兄ではありますが
自分自身は学んでいないようです。
私がなにより驚いたのは
記憶をなくしただけで
半日で普段通りに戻った兄ではなく
あんなに五月蝿かったのに
寝返りさえせずにすやすやと
眠っていたチビ達なのでした。