「小牧太」騎手(56歳、栗東・フリー)が「NAR」(地方競馬全国協会)の騎手免許試験を合格した。
1985年に地方「兵庫」の「曽和直栄」厩舎からデビュー、2004年に中央に移籍。
地方通算3440勝(内、重賞52勝)、JRA通算910勝(内、G1・2勝含む重賞34勝)を挙げている。
今回の合格で8月1日(木)に地方の騎手免許が交付され、同日付で20年ぶりに古巣の「兵庫」に再移籍、「中塚猛」厩舎に所属となる予定。
地方でデビューし、一度は中央に移籍、そして再び地方に移籍するのは史上初の例だ。
中央でのレース騎乗は今週末が最後となり、20日(土)が2鞍、21日(日)が3鞍に騎乗予定。
21日(日)の「中京記念」(G3)では「ワールドリバイバル」(牡6歳、栗東・牧田和弥厩舎)とコンビを組む。
31日(水)までは「栗東」で調教騎乗し、翌日からは「兵庫」でジョッキー人生第3章が始まる。