｢JRA｣は10日(水)、｢水沼元輝｣騎手(21歳、美浦･加藤和宏厩舎)が開催日に｢調整ルーム｣で通信機器(スマートフォン)を使用した事について第2回裁定委員会を開き、同騎手を2025年2月28日(金)まで9か月間の騎乗停止処分とすると発表した。
9か月の騎乗停止期間は｢JRA｣が遡って確認･特定出来る範囲では最も重い処分となった。
同騎手は3月2日〜5月26日に｢調整ルーム｣の入室義務期間中に｢トレセン｣および｢競馬場｣の｢調整ルーム｣の居室内で複数回に渡って｢スマートフォン｣を持ち込み、｢ウェブサイト｣等の閲覧を継続的に行った。
また、5月26日の｢東京競馬｣に騎乗のところ、前日に｢美浦トレセン｣の｢調整ルーム｣の居室内で他者との通話および通信を行った事が判明した。
これらについて｢JRA｣は騎手として重大な非行があったものと認め、日本中央競馬会競馬施行規約第67条第17号および日本中央競馬会競馬施行規程第147条第20号により、上記の期間、騎乗停止とした。
以上。
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