続き
現在元T-SQUAREの本田雅人さんや宮崎隆睦さんはNuRADというウィンドコントローラーを使用されています。
NuRADはEWIシリーズの原型となった
Steinerphoneが進化したもので、シンセサイザーの音源をコントロールできます。
Steinerphoneはマイケルブレッカーも使っていたウィンドシンセサイザーです。ちなみに彼は
EWIも吹いてたんです!
マイケルブレッカーによるスタイナーホーンの演奏が聴けます。
これはEWI3000っぽいものを使ってますね。
これがNuRAD。
〈引用〉https://kohske.com/pages/42/
EWI1000などと同じようにNuRAD自体には音源はなく、これはただのコントローラーです。
主にIFWというiPadなどで使える音源のアプリを使って音を出すことができるそうです。手軽に良い音を出すことができるため、EWI4000sなどの実質的な後継機種となっています。
↑本田さんのNuRADによる演奏が聴けます!
〈T-SQUAREのフロントマン〉
今までの話でしれっとT-SQUAREのフロントマンが何人か出てきましたね。そう、実はT-SQUAREのフロントマンって時代によって人が違うんですよ!
サザンで言うなら、桑田佳祐が米津玄師になったり宮本浩次になったりするようなものです。あり得ないですよね!でもT-SQUAREはそうなってるんです。フロントマンに限らず、T-SQUAREは全パートメンバーが入れ替わっています。
T-SQUAREのメンバーもしくはメンバーだった人は30人くらいいるんじゃないでしょうか…。
まあ、色々あるんでしょうねぇ、、、。
メンバーの移り変わりが激しいT-SQUAREは、時代によって様々なサウンドを生み出し、既存の曲にも新しい風を吹き込むことで進化し続けています。特にフロントマンが変わるとバンドの印象はガラッと変わります。
ぼくはいつの時代のT-SQUAREでも大好きです。
初代フロントマン伊東たけしさん、
2代目フロントマン本田雅人さん、
3代目フロントマン宮崎隆睦さん
が同時に同じ舞台に立っているこの動画を見た時はすごく感動しました。
これらの動画はT-SQUAREの20th Anniversary Live(1998)の様子です。この後、25周年、30周年、35周年、40周年とアニバーサリーライブが行われるのですが、20周年以来フロントマン3人が揃うことはありませんでした。
フロントマン3人揃い踏みはこれが最初で最後と言われていました、、、。
しかし!
なんと去年T-SQUAREに本田雅人さんが復帰することになり、年末にはそれを記念したライブツアーが行われました。そして大晦日のライブでは宮崎隆睦さんが飛び入り参加!これにより、
伊東たけし、本田雅人、宮崎隆睦3人の揃い踏みが24年ぶりに実現したのです!!!
さすがに大興奮です。
↑伊東さんは相変わらずEWI1000ですが、本田さんと宮崎さんはNuRADです。
そして今年2023年はT-SQUARE45周年の年!
記念ライブでは御三方の揃い踏みを見られるかもしれません!!これはライブ行くしかないですね!!皆さんもこれからのT-SQUAREの情報要チェックです!!
てことで、3人の良さが際立つおすすめの演奏をピックアップしておきます。
是非お聴きください。
【伊東たけし】
泣きのサックスと言えば伊東さん!
サックス界のフレディマーキュリー。
【本田雅人】
超絶技巧だけでなく、メロディーラインのセンスも絶妙で気持ちいいんです!
【宮崎隆睦】
優しくて明るくておしゃれで、情熱的な演奏が魅力的。あたたかく包み込むような音色はまるで宮崎さんのお人柄のようです。
いつか御三方のようにサックスを吹けるようになりたいと思い、サックスやEWIを頑張っています。これからも一歩でも近づけるように練習に励みます!
こんなもんにしておきましょう。
ここまで読んでくださってありがとうございました。曽根田怜央でした。
次回はぼくと同じ4回生トランペッター🎺の登場です!お楽しみに!
おしまい。