お世話になっております。
同志社大学ザ・サード・ハード・オーケストラ
2024年度コンサートマスターの小林真大でございます。
2024年8月17〜18日に行われました、
第55回YBBJC-ヤマノビッグバンドジャズコンテストにて、
我々サードハードは【第3位 優秀賞】を受賞しました!
応援してくださった方々、
ご指導いただいた先生方、
支えてくださったOBOGの皆様、
本当にありがとうございました。
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演奏曲目
M1: Tesseract (オリジナル曲)
M2: Rio Frio
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演奏を聴いてくださった方によって、
様々な解釈や風景の描写がなされたと思いますが、、
ここからは自由な、一つの解釈として我々が音に込めた想いを少しだけ、記録として綴ります。
2曲を通して、
[現在-過去-未来]という
一貫したテーマ、ストーリーがありました。
過去-現在-未来、ではなく現在-過去-未来という順番なのです。
何か物事を考えるとき。新たな挑戦をするとき。
まず現在を見つめ、過去を振り返り、未来を想定し進む。
この手順が大切だと考えています。
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1曲目のTesseractはオリジナル作品です。
2023年度、サードハードは「夢」をテーマにYBBJCで演奏をしました。2024年度は、やはり、夢の続きから始まります。
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ここから先は、やっぱり、もう少し温めさせていただきますね。
……Metal Jazz……
こちらの曲は、演奏後にマイクを頂き述べたように、
サードハードのOBらと制作した曲です。
(プログラムではTHO’24作曲とさせていただきました)
もう少し補足しますと、THOの前年度コンマスの上岡氏とTHO OBの石脇氏に協力を仰ぎ、制作いただきました。
サードハードについてよく知ってる人に依頼し、共に曲を作っていくことでサードハードの表現の領域が広がるのではないか、という私の企てでありました。本当にありがとうございました。
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2曲目は、Rio Frio (Chuck Loeb)
MetroのExpressに収録されている作品です。
希望に満ち溢れた、ハートフルな曲調が特徴です。
毎年、サードハードが選曲するような、
「こんなんどっから見つけたん!?」というものではなく、。
元から知っていた方も多いのではないでしょうか。
よく知られている曲(しかもシンプルな曲!!)を、
サードハードが表現したらどうなるのか?という試みもありました。
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ここから先も、もう少しだけ、温めさせてください。
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ここからは私の想いを少しだけ。
このバンドが始動したのは今年の3月頃です。
初回のミーティングで私は、
「このバンドの形式上のコンマスは私ですが、
数ヶ月後には全員がコンマスだと言えるようにしてください」と述べ、これを目標に組織作りを考えました。
それから約半年。
今回の演奏後の講評で、
「メンバー、一人一人がリーダー、コンマスのようにバンドをコントロールしている…主体性が各自にある」
とお褒めいただきました。
昨年度からメンバーが大きく入れ替わり、ほぼ若手プレイヤー!の状態で、どないしよか〜〜となっていましたが、講評コメントを頂いた時、進んできた道は間違ってなかったんや〜と自信に繋がりました。
この舞台を経験した後輩が、次の後輩へ想いを継ぎ、
来年度、YBBJCで更に良い演奏をしてくれることを期待しています!
まだサードハード2024は解散しません、、!
今後ともよろしくお願い致します!!
みんながコンマス!
The Third Herd Orchestra2024
(形式上の)コンサートマスター 小林真大