久保ユリカさんBirthdayLIVEにサプライズ出演! カイヨウ
昨日19日、そして14日に開催された、
久保ユリカ Birthday LIVE 2017
〜Meeting with you creates myself~
の、奈良・東京の両公演にスムルースが、サプライズ参加させていただきました。
本当に感慨深すぎて、これから書く内容も果たして、まとまるのかまとまらないのかもわからないくらいのこの気持ち。
楽曲制作のお話をいただいてからちょうど一年。
僕らも必死に走らせていただきました。
バンドの活動を休止した直後のオファーだったので戸惑いがあったのは正直なところでした。
でも、それこそ中学校三年生の頃から僕らを応援し続けてくれていた久保さんだったからこそ、受けさせていただけたオファーでした。
僕らもずっと人柄や繋りを大切に感じながら歩んできたバンドです。
その僕らの信じた道を、きっとファンの方も同じように信じてくれるだろうという信頼感をもって、一度降ろしかけた腰をもう一度浮かせました。
僕らも、久保さんも頑張ったこの一年。
共に立ち向かって来た制作現場。
その積み重ねがあったからこそ、奈良・東京とあんなに充実感のあるステージを踏ませてもらえたのだろうなと思います。
久保さんとスムルースが生み出した曲を、みんなで育むあの瞬間。
本当の意味で曲が産声をあげる瞬間です。
昨日のMCでうまく説明できなくて少しだけ後悔していることがあります笑
改めて説明させてください。
音楽は、僕たちだけで作って完結はしません。
曲が産まれ、それを聴いてくださる皆さまに届けた時から、その曲にはみんなの思い出が少しずつ詰め込まれていきます。
思い出が詰め込まれるということは、つまり、あなたの人生の一部になるということ。
あなたと僕らが繋がるということです。
スムルースの生み出した曲が中学生の久保さんと繋がり、その10年後の現在、久保さんが僕らと改めて繋がり、新たな曲を生み出し、そしてまた思い出に刻んでくれたみなさんと繋がり…
そうして共に思い出を共有しながら、人生を創り合っています。
この2本のライブは、生み出した曲が命をもつ瞬間でした。
そんな時間を、僕らと、久保さんと、あの場所に来てくれていたみなさん、来れなくてもそれぞれの場所から思いを馳せてくれていたみなさんが創っていたということが本当に、本当に素晴らしい時間でした。
久保さん、こんな時間ときっかけを与えてくださって本当にありがとうございます。
ご自身の公式Facebookでも公演を終えての言葉をかかれていますね。
僕は今回のレコーディングとライブの両方に参加させていただいた身で、久保さんをこんな方だと感じています。
<悔しい気持ちを受け止めて、それを前進するための力に変えることができる努力の人>
僕らもデビューした時に恩人といえる先輩に話してもらったことがあります。
人にはいろんな才能があると。
その中でも「悔しがる才能」を持っている人は強い、と。
久保さんは、この一年間のレコーディングでもメキメキと上達されてきました。
例えば、「ありがとうの時間」から「ありがとうの時間 あをによしver.」のレコーディングを経て、同じ曲がアコースティックver.になってより難しくなったにも関わらず、レコーディング時間を1/3にまで縮めてきたのには、本当に驚き、印象的な出来事となりました。
伸びる才能を持っている方です。
そして、
<人をハッピーにすることができる人>
ステージや音源制作を共にさせていただいた僕から見ても、本当に裏表のない方。
いつも元気で、いつも笑顔で、誰にもフレンドリーで、そしてみんなに気遣いを忘れない。
僕らの気持ちを自然にほぐして、暖かい気持ちにさせて、いつの間にか自然と口角の上がってる自分に気づかされちゃう。
自然体で輝いている彼女が、自然と僕らを元気にしてくれる。
こんなにみんなに自慢できる最高の妹なんだぜっ!?
みたいに思えちゃう。
人をハッピーにできる才能を持っている方。
そんな彼女が、アーティスト活動の休止を発表して、昨日、ステージに立っていました。
僕達と一緒に歌い、演奏する最後の曲の前に、泣くのを必死にこらえて、それでもやっぱり泣いちゃいそうで…
そんなギリギリの表情を目の当たりにして。
あぁ、やっぱり彼女にとって、応援してくれるみんなと向き合えるあのステージは楽しくて、最高の時間で、欠かせない時間なんだと感じました。
そして、それでも彼女は、その大切な時間を休んででも、「今」向き合わなければいけない、大切な時間が待ち構えているのだなと理解しました。
ここから先、もし泣くようなことがあったとしても、それはきっと成長痛だね。
大丈夫。
君に触れた人はきっとみんな君の味方になる。
そういう力が、君にはある。
あの二日間のステージを見届けに来てくれた人達、来れなかったけど思いを馳せてくれていた方達、そんな久保さんのファンの方の応援はいつまでも続く。
素晴らしい未来を思い描くことしかできませんでした。
僕達スムルースも、改めて、これからも応援させてください。
みなさん、本当に大切な時間をありがとうございました。
久保さんの呼び掛けで聞けた、あの会場全員からスムルースへの大きな「ありがとう」の歓声、いつまでも忘れずに、僕らも頑張って進んでいきます。
そして、このブログを読んでくれているスムルースファンのみなさん。
あなた達の応援が今もあったからこそ、この経験をさせていただけました。
上の文章も、「あのときはこんなだったな」とか、この20年の軌跡を感じながら、いろいろ思い出しながら書いていました。
きっと今、成長痛を感じているのは僕らなのかもね笑
メンバーそれぞれ頑張ってます。
またいつか、みんなの笑顔に会いたいね。
またね。