今回のテーマは【目標(望む結果)と方法(プロセス)の設定】です。

すごく初歩的なテーマでこのブログにアクセスいただいた皆さんは少々期待外れだと思われるかも知れません。

目標を持つことは当たり前ですし、目標を達成するための方法を考える事も皆さん既に実践されている事だと思います。

ではなぜこのテーマなのかと言いますと、経験上目標を達成出来ない人はこれら2つの設定に問題があるからです。

物事には因果関係と偶然、必然があります。
原因と結果は密接不可分であり、それぞれを別の事象として考える事は出来ません。

当然ですが目標が正しく設定されていないと、それに対する手段も正しく設定されません。

最初に設定するべき事柄は目標(望む結果)です。
ほとんどの人が目標を設定し行動を取るはずなのに、どうして多くの人の目標設定方法が失敗と言えるのでしょうか。

それは目標が抽象的であるからです。
簡単に言うと「ふわっ」としています。

簡単にカーナビに例えてみます。
目標(望む結果)を目的地。
方法(プロセス)を通るルートとしましょう。

目的地が抽象的だと現在地からの距離、通るべき道や向かうべき方角、かかる時間(プロセス)を正確に把握できません。

極端な話として目標を「幸せになること」に設定すると、その目標に対して今日どう行動するかを設定できません。

目標を設定する時はできるだけ具体化し、可能であれば数字という絶対的な指標で表す必要があります。

手段は目標と直結している必要があります。
充電器をコンセントに差し込むにはしっかりとコンセントの穴が見えており、そこに向かって差し込む必要があります。
暗闇でぼんやりとしか見えていない場合、一度で差し込む事は容易ではありません。

つまりぼんやりとした目標設定では直結した手段を導く事はできません。

目標自体が具体的でなおかつ明確でないと手段が果たして効果があるのかどうか検証できません。
効果がありそうな感じの手段を繰り返しているうちに一度目標を達成したとします。
しかしもう一度その手段を繰り返したところで同じ結果が出るとは限りません。

つまり継続的に結果を出し続けるには手段と目標が直結し、必然的に結果を出す必要があります。


その為に必要な事は目標と手段の可能な限りの具体化と、目標に対しての直結度合いが出来るだけ高い手段を導く事です。

今後は余談を挟みつつも継続してテーマに沿って話を展開していこうと思います。