陰茎形成術は一度にすべての手術が行えるわけではありません。
最低でも2回にわたって手術を行います。
タイで手術をする場合は、ガモン病院、ヤンヒー病院の2院で手術ができます。
術式はほとんど変わらないですが、手術段階、費用に違いがあります。
ヤンヒー病院
・2段階に分けて手術を行う
・陰茎部位は前腕での形成のみ
・506,000THB(約1,669,800円)
・第1段階では、膣閉鎖手術、尿道延長手術、陰茎として使用する部位にカテーテル挿入をし、尿道形成の準備を行います。
(※この手術を行う前に子宮・卵巣摘出手術を行っている必要があり、更に術後3ヶ月以上経過している必要があります。)
手術後は10日間は尿カテーテルを繋ぎ尿道が塞がるのを防ぎます。
術後、尿カテーテルが外れた後ご自身で毎日、陰茎形成に使用する部位の拡張作業を行って頂く必要があります。
・第2段階では、前回行った第1段階の手術より半年以上空けての手術となります。
半年以上拡張を続けた前腕部を剥ぎ取り、陰茎となる部分は剥ぎ取った皮膚を筒状にして中心部にシリコンを挿入し結合します。
前腕部の血管と神経を切り離し、性器部分の血管、神経、尿道を繋ぎ、大陰唇に脂肪を入れて陰のうを形成します。
同時に睾丸インプラント挿入まで行います。
術後、ご自身で尿道の拡張作業、クリーニングを行う必要があります。(この作業は半永久的に続ける必要があり、怠ると菌が入って膿んでしまったり、尿道が潰れてしまうことがあります。)
シリコンを陰茎中心に挿入しているため、身体の拒否反応により突き破って出てきてしまう場合や腐敗が起きるリスクがあります。
ガモン病院
・最低3回に分けて手術を行う
・陰茎部位は、前腕、ふくらはぎ、大腿、胴体側面の4つから選べる
・980,000THB(約3,234,000円)
・第一段階では、ヤンヒー病院と同じ手術を行います。
※子宮・卵巣摘出手術と同時に陰茎形成手術(第1段階)を行うことができます
術後のケアもヤンヒー病院と同様です。
・第2段階では、ヤンヒー病院と同様半年以上空けての手術となります。
半年以上拡張を続けた部位を剥ぎ取り、筋肉組織とヒザ下にある細い骨の一部を切り取り陰茎部に移植します。
この時点では尿道が繋がれていませんので、陰茎部の下の尿道から排尿されます。
尿道の拡張作業、クリーニングは第1段階後と同じように続ける必要があります。
※ヤンヒー国際病院と違い、陰茎中心部には自分の身体の骨を利用しますので拒否反応が起こることは限りなく少ないです。
・第3段階では、陰茎の見た目の修正と尿道と神経を陰茎部に繋ぐ手術を行います。
同時に大陰唇に睾丸インプラント挿入を行い、男性器と同じような見た目を形成します。
手術後は10日間は尿カテーテルを繋ぎ尿道が塞がるのを防ぎます。
・術後、ご自身で尿道の拡張作業、クリーニングを行う必要があります。(この作業は半永久的に続ける必要があり、怠ると菌が入って膿んでしまったり、尿道が潰れてしまうことがあります。)
両院とも第2段階の渡航では30日以上の滞在となりますのでビザの取得が必要になります。
治療期間と費用を考えるとヤンヒー病院のほうがいいかもしれませんが、拒絶反応や技術面的なことはガモン病院のほうが上回っています。
ヤンヒー病院でも技術は高く評価も高いです。ただ、術後のケアが薄かったりするので何とも言えません。
ガモン病院は術回数を細かく分けているため丁寧に行う感じです。その分回数も費用も多くなります。
僕は、ガモン病院で行いたかったのですが、どうしても費用、渡航期間を考えるとヤンヒー病院に決めざる負えなかったです。
でも、ヤンヒー病院でも高い技術力があるので別に妥協する感はなく、納得できる判断ができました。
次回、ある事件について書きたいと思います。