君に問い掛けた。

“君は何の為に生きているの?”

君は無言のまま涙をこぼした。

瞬きをしない間に流れていった。



きっと誰もが生きる理由など考えずに生きているだろう。

ただ“生きていかなきゃ”という思いで生きているのだろう。

だけど私には、生きていかなきゃいけない理由が分からないと、生きられそうもないのである。

闇雲に生きる術を掴もうとすることができない。

力を失ってしまった。

今にでも地球が滅びればいいのに、などと本気で考えている。

しかしそんな願いは叶う筈がない。

だったらいっそ、死んでしまいたい。

自分の身を自分で傷付けるようなことはしない。

自然に枯れていくように、そっと死んでゆきたい。

何にも囚われず、ゆっくりと流れる時間の中で自分の生きたいように生きて、

そっと死んでゆきたい。

両親がいなくなるまでは生きるつもりだ。

その間、生きるための就職はしたくない。

生きがいを感じるための就職はしたいけど。

恋愛はしたければすればいい。

結婚は責任を伴うからしたくない。

子供も同様。



もう疲れたんだ。

すべてから解放されたい。

私が死ねば、何人の人が悲しんでくれるのだろう?

そこに私の生きてきた意味があるのだろう。

悲しむ人の数を数えたいな。

でも死んだら数えられないんだな。

どこまで生きたらいいのだろう。

自殺も他殺も望まない。

が、生きたくないのは変わらない。

今は生きる術も死ぬ術もないから、病気になるのを待つしかない。

痛くても、苦しくても、治療など要らないよ。

生きたくない。



君の目は語っていたね。