そしてついにオウルチャップマンシェープのボードが出来てきた。もうボードがないと逃げる事はできないし、イヤでも、もう行くっきゃないところまできてしまった。ボードはと言えば、そりゃあもう美しく、アウトラインも重さも、すべてにおいてパーフェクトだった、ただ一つのこと以外は!それは、また後でわかるんだけどその時は、もうやっと新しいボードが出来たきた喜びとで天にも登る気持ちになっていただけに、その一つの事は、全く気にしていなかった。
出来てきたー、そりゃあ喜びもひとしおですよ、だって2ヶ月半も待ったんですから!9'0"のラウンドピンテール、しかもノーズは、レトロ気味でほんの少しワイドになっておりテイク・オフの速さは、他に類を、見ないとはオウルチャップマンの弁。厚み3インチ、幅22インチ、長さが9'と今の若いサーファーが聞いたらぶったまげるようなメジャーメントであります。しかし私には、これぐらいのサイズのボードが、再度のチャレンジには、これこそがマイサンセットボードとかなり興奮してボードと一緒に一晩過ごしたっけ、それくらい嬉しくて次の日は、まだ暗いうちからビーチで明るくなんのを、待っていた。今日こそ1番やろうと張り切ってパドルし出した時には、暗い中誰かがもうサーフィンしてたもんなあ、あっこりゃあまたお見それしましたー!
そしてその日からおしりに火がついたみたいに来る日も来る日もサーフィンやりまくりました。怖いながらも6フィート、8フィート、10フィートとサイズを上げて行ったのでした。18才からやって来た同じやり方でね、しかし歳も歳だし、手術した膝も痛むし、無理しないようにと本人は、良くわかってても波は、全く関係なく、手加減も無く、昔から変わらずやっぱりワイプアウトしても巻かれてもめちゃくちゃ苦しいしすんごくシンドイし、疲れも半端じゃァないんだ。
同じやり方とは、かなり辛いと思ったけど、もうそれしかないとも思ったのだった。方法は、至って簡単、6フィートの時は、誰もいない4フィートを、8フィートの時6フィート、10フィートの8フィートって感じですね。要するに波に乗る為、波だけに集中する為にとった作戦と言うか、捨て身の戦術でね、みんなセットくらいたくないからアウトへ必死でパドルするけど、こっちは誰もいないソリッドのインサイドを、ゲットできる事請け合いです。その代わりミスるととんでもないセットを、4.5本くらいまくることにもなりますねー、はははは!そうやって私はこのノースショアーの波に挑み、そして身体もこわれるかと思うくらい巻かれ、このノースショアーでやっと認められ出したかなーと思った時には、早15年近くの歳月が経っていたのだった。
オウル、シンペイ、ニック(上)トムカレン、ケオニ
オウル、シンペイ、ニック(上)トムカレン、ケオニ



