Think media【メディアのこと】
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捏造は「知る権利」への挑戦だ

日本民間放送連盟から、「あるある」で発覚したテレビによる捏造問題への対応策が発表されました。
内容は、捏造をした局に対して、再発防止策の提出を求めるというもの。

そんなんはあたりまえじゃないですか。
ていうか、それで終わり?
もうけるためにウソをついて、見つかったら「もうしません」と言う。
で、終わり?
しかも、強制力はないらしい。
なんですか、それ。

捏造って、犯罪ですよね。ある意味。
インターネットの掲示板で風説の流布とか、犯罪予告とかって捕まりますよね。
あれ、「ウソでした」っていってもダメなんですよね。
「もうしません」って言ってもダメなんですよね。
テレビはいいんですか?

放送局に対して、電波停止とか、放送免許の剥奪とかは経営に影響が大きいからしないって?
悪いことしたら、経営に影響するのはあたりまえ!
不二家とか今にも潰れそうじゃないですか。
不二家への行政処分はなされていませんが、十分に打撃を食らっていますし、
必死の思いで改革をおこなっているはずです。(あたりまえですが)

一方、放送局はどうでしょう?
放送局の影響力は極めて大きく、どんな犯罪を犯したとしても
経営に大きな影響を及ぼすとは考えられません。
捏造しようが何しようが、CM流して欲しい人はいくらでもいますから。
そもそも反省などしていないことは
提出された文書がいいかげんだったことからも明らかです。

放送に行政が関わるのは「報道の自由」の危機だ!みたいなことになっていますが、
そもそも今のテレビに「報道」がありますか?
恣意的な発言が乱れ飛び、面白おかしく映像を流す「報道」と名の付くバラエティー。
芸能やスポーツニュースがほとんどを占めるニュース。

そして、その勝手な「報道」を守るために、私たちの「知る権利」が侵害されているのです。
ウソを公共の電波を使って流すということは、「知る権利」が侵害されているのですよ。
それを行政の力で正すのは、行政の役目ではないでしょうか。

捏造は「あるある」など一部の番組だけみたいになってますが、そんなことはないですよね。
ある意味、インターネットの掲示板よりよっぽどひどいウソが毎日のように垂れ流されています。
(放送局は、間違い、手違い、勘違い、見解の違いなどと言うでしょうが、あえてウソといいます)
放送局にとって、カネを生み出す既得権益に過ぎない「報道の自由」。
しかし、これは放送局の権利ではなくて、私たちの権利のはずです。
放送局のメシの種に成り下がっている、この権利を私たちのもとへ取り戻すこと。
繰り返しますが、これは、行政の役目です。

私たちの「知る権利」を守るため、迅速かつ、実行力のある対応を願いたいものです。

メディアって?

メディアってなんでしょう?
テレビ?雑誌?ラジオ?
まず思いつくのはそのあたりかな・・。

最近では、パソコンのメモリーカードのことをメディアって言ったりもしてるし。
結局、メディアってなんかわからんもんですね。

ただ、間違いないのは、私たちの生活は「メディア」で満たされていて、
「メディア」によって、私たちは成り立っている。

だって「メディア=媒介」。
自分が自分であるためには、自分と、それ以外をつなげる媒介が必要。
「他」とのつながりが無かったら、自分なんて存在しない。

まぁ、自分でも何書いているかわからんのですが、ともかく、
インターネットやケータイの革命的革新、
フリーペーパーの爆発的増加、「あるある」などのテレビの問題、
NHKの受信料、新聞の衰退などなど、もっともっと私たち自身が
メディアについて知り、考えていく事が必要なんじゃないかと。


っと、たいそうなことをいろいろ書きましたが、メディアにまつわる話を
いろいろ書いていこうかと。

というわけで、よろしく~。