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考えてる途中。

おもにエビ中の好きな曲のこととかを考えてる途中。
ふしぎと意味のない文章ばかり書きあがります。

ええと。
先日はお台場のzepp divercityまで、ソロわぎひなたさんの生誕祭「over the moon」を観に行ってきました。


ことしの柏木さんの生誕祭は、太陽とシスコムーン(T&Cボンバー)の小湊美和さんをゲストボーカルに迎え、フルバンド編成で東名阪それぞれ2回ずつの計6公演。どれもが高いクオリティでのライブになることはわかりきっていたようなもので、諸々が許されるのであれば全てを観覧してみたかったー。けど、平日の名古屋大阪はちょっと参加しづらい部分もありますし、それより何よりしっかりと柏木さんを推し続けている人にこそ観に行ってもらうべきものですし。といったわけで東京公演のお昼の部だけ参加させていただきました。

同じく東京公演の夜の部は配信もされました。きっと多くの方々が彼女の歌声を存分に楽しんで、多くの方々が22歳のバースデイをお祝いされたことでしょう。そしてナタリーさんも更新されましたし。ぼくのライブリポなんてあまり必要のないものだと思いますので、今回はごくごく簡単に感じたことのメモを残しておきます。


まず先にセトリから。

M.01 自由へ道連れ
M.02 How to be a Girl (安室奈美恵)
M.03 お願いジーザス
M.04 Ill be here
M.05 夜に駆ける (YOASOBI)
M.06 ガタメキラ (太陽とシスコムーン) ★
M.07 たそがれシアター ★
M.08 光年の愛 ★
M.09 HEY!真昼の蜃気楼 (T&Cボンバー) ★
M.10 イート・ザ・大目玉 ★
M.11 夜空ノムコウ (SMAP)
M.12 江南宵唄 (Negicco)
M.13 愛のレンタル

E.01 春休みモラトリアム中学生
E.02 ray (BUMP OF CHICKEN)
E.03 涙は似合わない


アンコール含めて全16曲。7曲がエビ中の曲、2曲がエビ中ユニット曲、2曲が小湊美和さん由来の曲、のこり5曲がカバー曲です。また、★を付けた5曲は小湊さんとのデュエットという形をとっています。

で。

エビ中曲とユニット曲以外、ぼくが知っていた曲はSMAPの「夜空のムコウ」だけでした…。エビ曲以外は正直あまりもう脳内に記憶が残っていない…。しかしどれも楽しくしっかり、クオリティ高く歌われていたことは覚えています。至福の時間でした。

以下、印象に強く残っている曲だけ感想。

 

 



自由へ道連れ
これでもかとかき鳴らされる歪んだギターと、ハートを手づかみにして心拍数をぐわっと引き上げるようなドラミング。やっぱりバンドサウンドっていいなあ!と思っている間に徐々に自由へ道連れの音像が現れてきます。

エビ中で演るときのこの曲は、6人での歌い継ぎに妙味があると感じていまして。6者6様の声と言葉がある種のスリリングさとともに入れ替わって、「道連れしちゃうぞ!」のブレイクをはさんで最後のフレーズのみ全員合わせるという構成。カバー曲でありながら、最もエビ中の魅力を味わいやすい一曲に仕上がっているとぼくは思うのです。普段はそんな曲なんです。

きょうのソロわぎひなたさんは、そんなに激しく動いていたわけではないのに、バンドメンバーの生み出すスリリングな爆音の波を笑顔で乗りこなすサーファーのような姿に見えました。「22歳になったぞ!」というブレイクをはさんで、音のビッグウェイブを制圧して、いつものビッグスマイルを添えてハイになっているような。この無敵感ってなんなんでしょうか。

この一曲だけでお値段ぶんのモトはとった。来てよかった、そしてこの後も絶対素晴らしいものになる。そう予感させるに足る力強いパフォーマンスだったのでした。



・・・一曲目なのに書きすぎた。このあとはちょっと飛ばしていきます。


Ill be here
昨秋の生誕祭でもソロでの披露がありました。アーバンで令和的なディーヴァ感の大きな一曲ですが、きょうは生バンドverでのパフォーマンス。カッティングじみたギターフレーズが要所要所で曲を引っ張る構成が、クールさいっぱいのいつものこの曲と少しだけ違う世界を見せてくれました。


・・・よし。コンパクト。このペースで続けます。


光年の愛
少しもったいぶったMCの後に、小湊美和さんとのデュエットで光年の愛をご披露。
全編通してコミねぇさんにふにゃふにゃとデレまくるひなちゃんでしたが、やはり歌っている間は意識がシャキッとして、全方向に高らかに歌声を響かせているのでした。かっこいい。
ぼくはよく知らなかったのですが、小湊さんは太陽とシスコムーンのメンバーであり、且つ小湊流という民謡の家元の長女だったそうで。道理でコーラスとしてもゲストボーカルとしても、説得力に満ち満ちた歌声なのですね。
その小湊さんとひなちゃんの声が重なることで、得も言われぬ高い完成度の光年の愛がそこに!あの年のSSAで披露されて以来、ライブでも片手で数えられる程度しか姿を現わさなかった楽曲ですが、ここにきてまた完成形のひとつが提示されたのでした。すっごい。

でも、このハイクオリティな曲を聴いて思わされたことがひとつ。
完成度の高さでいうと、小湊さんの技術と、歳を重ねるごとに確実みを増してきた柏木さんの実力で構成されたこの曲は、比類なきほどマーベラスなもの。けれども、あの日のSSAで見た、成長途中であったちっさいちっさい柏木さんと、我流の限りを尽くし高みに登らんとしていたヒロタさん。あのふたりが初めて1対1で対峙して作り上げたハーモニーの方が、どこか儚さや弱さも内包しているようで、尊いものに見えたような気がするんです。

これは歌ったふたりの関係性であったり、観る側の無責任な思い入れであったり、SSAの広さであったり、思い出によって後になって塗り固められた幻影であったりが、僕の脳ミソになんらかのいたずらをしているから。だからそんな勘違いをさせられているだけなのかもしれません。その証拠に、ぼくも「尊かったかどうか」なんていう不安定な物差しでしか語ることが出来ないのです。
いまさら聴き比べて云々なんて出来ないものですから。SSAはブルーレイも出ていますが、映像の中で追体験したところで、あんまり意味なんてないものですから。だからこそ、ライブって素晴らしいものなんだなと再認識させられるのです。

念のためもういちど書いておきますが、わぎたさんと小湊さんの光年の愛。素晴らしい完成度の、至高の一曲でした。



・・・油断すると長くなる。飛ばしていきます。


夜空のムコウ
既述のとおり、エビ中曲以外でぼくが知っていたのはこの曲だけ。エビ中にたどりつくまでアイドルとか全然知らなかったし、偏った邦楽バンドしか聴いてこなかったの。それでもSMAPくらいのレベルになると、ぼくでもわかるんですね。

男性ボーカル曲も難なく歌いこなす柏木さん。彼女の声がぼくの鼓膜を貫いて、初めてこの曲の歌詞を脳内に届けてくれました。
「あの頃の未来にぼくらは立っているのかな。全てが思うほどうまくはいかないみたいだ。」
いろいろなことがあった22年間。いろいろなことが待っているここからの未来。彼女がどんなことを考えてこの曲を選んだのかはわかりませんが、今度こそ、今度こそ幸せになって頂きたいと強く思わされたのでした。


愛のレンタル
知っている曲も初めて聴いた曲も、全てノリノリで楽しませて頂きました。その中でも最も楽しかったのは、本編の最後にかけられた、この愛のレンタルだったかもしれません。

アルバムplaylistに収録されたデフォルトverでの切なさと浮遊感。マカロニえんぴつによるセルフカバーでの別世界感。ガムラッドでのビッグバンドによる高揚感。今までもいろいろな表情を見せてくれる楽曲でしたが、きょうのミニマムな柏木バンドは、この曲をギターとドラム主導のパワーロックに変貌させてくれ、それがとても心地良い出来になっていたのでした。

小さな編成による生バンドだからこそ発生するグルーヴってものがあって、それが表拍と裏拍との往来や、シンコペーションに彩られた軽くトリッキーな原曲を自在に乗り越えて。聴く側としては原曲とのトレースっぷりと乖離っぷりを楽しみながら、ただもう色々な音を浴びまくる。
ああ、ライブってほんと素晴らしいものだ。きょうは何度そう思わされたことだろう。




といったあたりで、ライブのメモライズは終了。
楽しかった記憶は心の奥底へと溶けていって、ぼくの一部となったのです。なにそれ。



ええと。
エビ中さんが生誕ソロライブ企画を始めてから5年。柏木さんは毎回すばらしい歌を届けてくれます。

当初、見る側としては、「ちゃんとひとりで公演を回し切れるのだろうか」なんていう父兄じみた気持ちが大きくて、楽しみながらも「見守る」という要素がフロア内に見え隠れしていたような記憶があります。
でもここ数年は、そういった感情があったことすら忘れてしまうくらい。脳内の100%が「楽しむぞ!」という感情で満たされるようになっています。とりわけ柏木さんの生誕祭は、まだまだ隠されている彼女のスケールの大きさの片鱗を垣間見ることが出来ているような気がするのです。

そういえば、光年の愛での相方は、特徴的な高い声や電車好きというフックで、エビ中の入口の役割を長年にわたって果たしてくれていました。
彼女の転校と入れ替わるように、柏木さんは美しい歌声とスワローズ好きというフックで活躍の場を大きく拡げ、エビ中の顔としての役割をしっかり担うようになりました。

それでもなんていうか、まだまだなんです。もっともっと大きな何かを成し遂げてくれそうなパワー、彼女から更なるパワーの放出される未来。彼女のビッグスマイルからは、それを感じずにはいられないのです。

柏木ひなたさん、22歳の誕生日、おめでとうございます。
今後のあなたの大きな飛躍と素晴らしい未来を信じています。




…バンド自体はにせポリシックスに見えたなあ。







それではそろそろ寝ますです。
次回はまやまにあだな。
たのしみだ。とってもたのしみだ。
おやすみなさいグー。