あたらしい形と訪れ始めた未来とゼッテーアナーキーの話 | 考えてる途中。

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おもにエビ中の好きな曲のこととかを考えてる途中。
ふしぎと意味のない文章ばかり書きあがります。

エビ中さんの武道館2DAYS公演の二日目、ebichu prideに行ってきました。

きょうのうちに、というか寝る前のうちにほんの少しだけ。覚めやらぬうちに数曲の感想を急ぎで少しだけ書きとめておきます。文章とかいつもに増して整理とかし切れていませんが、そのうちなんとかしますので見逃して頂けましたら。

 

 

■EBINOMICS


この曲が披露されたのはフリーライブ、リンガーハットシークレットライブ、山形、豊洲。武道館初日が5回目で、きょうが6度目だったかと。その6回目にして、運営(音響)と小林さんは新しい遊び方を覚えたように思う。
普段と違う壮大な前奏から、ぽリビアさんの独唱が始まり、焦らすように演奏と独唱の繰り返しが続く。そのゴージャス感とぽリビアの堂々たる立ち居振る舞い。完璧でした。歌詞もまたパワーワードこそ散りばめられているものの全体的には大きな意味なんてなくて。ただもう楽しく美味しく味わうべき逸品。
この曲は今後どんどん推していくべきだ。毎回じゃなくても良いが、ぜひ推していくべき。ほかの人たちが出来ない1曲になる。なっている。

■響


メンバーが舞台からハケてVが流れ出す。スタジオでの練習風景に各人へのインタビューが重なるドキュメント調の奴だ。
細かい言説や順序は覚えていないが、メンバーの言葉を通し少しずつ「新しい曲の話をしているのだな」というのが見えてくる。
新たなスタートの日に新曲をやらない訳ないでしょと真山が言う。はっきりと新曲と口にした。やっさんはまた私達を代表する曲にしたいと言う。
そしてリコ中山は「この曲の歌詞にまだついていけていない自分がいて…」と語っていた。このコは凄くなったと思う。まだ歌詞についていけない自分に気が付くことが出来たということ。それは歌詞の上っ面を眺めて分かったようなフリをするのではなく、しっかり自分の中で一回消化する作業ができたということ。自分が歌詞世界の境地にまだ入り込めていないということを俯瞰視できたということ。ある意味、歌詞のことを正確に理解しているからこそ、辿り着いていない自分に気が付くことが出来ているのだ。完璧に表現者としての考え方と発言になっている。

 

肝心の曲とパフォーマンスについては、正直まだ振り付けもぎこちなかったように見え、メンバー各人たちのモノになっていなかったように思えた。いや、初披露のときなどそんなもの。あとはまっすぐやシンガロンのようにライブで育ててゆくことだ。逆説的にいうと、今がぎこちないからこそ未来があると言える。今回はツアーにかけられるタイミングでの披露ではなかったので難しいかもしれないが、曲が育ってゆく過程を楽しみにしたい。
なお、僕の見た印象では、一番腰が入ったダンスを魅せていたのはリコ中山だったように思えます。

■ゼッテーアナーキー


2017年の1年を通し、ついに一度も披露されなかった曲。番号曲なんて分類をされることもある曲で、欠番が発生し、扱いの難しいもののになってしまっていたんですよね。
でもこの曲は曲調も歌詞もどストレートでパンクなナンバー。何も悩むことも遠慮することもなかったのかもしれない。歌詞のとおりアナーキーに何も考えずに3も6も9も12も並べたてて「お前のカーチャンアナーキー!」ってバカみたいに叫んでいればよかったんだ。時間は必要だったのかもしれないけれど、これで大正解だ。
穴空が発売された頃に作曲者・阿部Bの言った「この曲で遊んで下さい。壊れたらまた作りますから」っていう心強い言葉が、きょうまた思い出されました。ありがとう阿部B。この曲は耐用年数に優れた素晴らしいおもちゃだった。僕らはまだまだこの曲で遊び倒せそうだよ。次のオモチャもゼッテー楽しみにしてる。


二日間の公演を通して、書きとめておきたいことが果てしなくあるような気がしています。でもひとまずきょうの所は急ぎでこのあたりだけ。追ってまとめます。

とにかくめちゃくちゃ楽しい公演でした。
2018年、良いスタートが切れました。
次の学芸会も楽しみだ。

それではそろそろ寝ますです。
おやすみなさいグー。