本年の謝辞とコンビニ弁当と僕なりの楽曲大賞の話 | 考えてる途中。

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おもにエビ中の好きな曲のこととかを考えてる途中。
ふしぎと意味のない文章ばかり書きあがります。

といったわけで本日で2017年もおしまいとなります。

 

30日に晦日、31日に大晦日ときたら、32日が激晦日、33日が真寺晦日とかそういう日が来ると思っていたんですけどね。世の中って奴は思ってたよりもうちょっと真面目でしたよ。つまんねーの。

と、年末までそんなこと言っている自分(おっさん)にはロクな未来など待っていないと思いますので、ひとまず軽く過去を振り返って2017年の謝辞など。恥ずかしながら。

 

正直、今年はとても思い出したくないような気持ちに感情を支配されることもありましたが、それでもやはり数多くの楽しいことや幸せなこと、有難い出来事などにも出会うことも出来ました。

 

とりわけ、ブログを読んでいただいた皆さん、この一年に何らかの形で関わることがありました皆さん、ありがとうございました。

思えば自らの軸足をエビ中さんに奪われてそろそろ5年。現場に通いはじめて4年半。今年はなるべく多くの人とコミュニケーションをとろうとした1年でした。色々な方とお話しができて、刺激をたくさん受けて、視野が広がって。ひとりぼっちで過ごす日々から勇気出して一歩踏み出してみてよかったです。

 

いやほんと3年前などは神戸まではるばるおもちゃビッグガレージを観に行って、ペコペコリーヌを歌い切ったりったんさんを観たりサプライズでニューアルバムの発表とか目の当たりにしたりしても、誰一人その衝動を分かち合う人がおらず。ひとりで東横インに入ってコンビニ弁当たべて、翌日のぞみで帰ってくる奴ね。いま思うとほんと寂しかったなあ。

来年見かけた方、もしよければ話しかけてやってくださいね。

 

で、さっそくですが書くことがなくなっちゃいました。

ですのでありがちですが、このあとは第1回2017年度ぼく楽曲大賞を発表してみようかと思います。僕の思うままに好きな曲について書くだけです。エビ中さんの曲もそうでない方の曲もまぜこぜです。

皆さんに年末年始の貴重なお時間を使わせてしまうのもアレですので、ここは僕に任せて早くブラウザを閉じ初日の出に備えるんだ!

 

 

では発表。

まずはいきなり第1位から!!

 

■第1位

感情電車

今年はこの曲に尽きると思うのです。Aメロのちょっとした不安感焦燥感を覚えさせる出だしから、四季と自然を受け容れ一気に開かれる感情、そして柔らかく広がりその空へと繋がる安心感や開放感。神懸かっていると言わざるを得ないすばらしい歌詞と展開・構成です。

それに加えてエビクラシーver、小林歌穂verのほか、CMのブラスバンドver、明桜高校ver、そして松野莉奈ver。それぞれのバージョンが様々な感情を載せこんで形を変えて、それらがメンバーの力量を多分に広げてくれたように思うのです。

たむらぱんさん、素敵な曲をありがとうございました。そして結果的に色々な奇跡をもたらしてくれたリンガーハットさん。本当に感謝しています。

 

■優勝

春の嵐

感情電車は、受容と開放の去来を結ぶ自らの心の動きをなぞらえた楽曲。いわば「柔」の曲であるように思えるんですね。一方で春の嵐は、急に訪れる想いを受け止めそして弾き返す「剛」の曲。僕はなんとなくそんな感じに捉えています。

聴く者の想いをガシッと掴んで離さない強さ。BiSHとの対バンや年末のCDJなどで証明されていたのではないでしょうか。

彩ちゃんやぁぃぁぃがこの曲を歌いたかったとインタビューとかで答えていたように記憶していますが、僕は色々な意味で、真山が歌い上げてくれたことが本当に大きかったと感じています。来年もまた、吹き抜ける風と舞い上がる花びらの向こう側、見せてほしいです。

照井さん、素敵な曲をありがとうございました。

 

 

■特等

ハーメルン(レピッシュ)

エビ中の曲からちょっと離れてみます。レピッシュによる20年以上前の佳曲です。

童話「ハーメルンの笛吹き」を題材にしているのですが、大人からの視点ではなくて、笛吹きに着いてゆく子供の視点から歌詞が描かれています。彼らは街を去り行くハーメルンに対し「ダンスは下手だよ、でも懸命に踊るよ。ねえあの歌を歌ってよ。」と叫びます。

いつも当たり前にそこにある歌は、いつまでもそこにあるわけではない。今年はそんな当たり前なことを感じさせられる1年でした。そして来年アタマにも、僕らはそれを味わうことになります。またあの歌を聴かせてほしいけど、僕らはほら、大人だから。

上田現さんがこの地から旅立って、来年で10年を迎えます。

 

 

■大賞

エビネギ・オーライ

やはり僕は音楽を聴いているときって、幸せな気持ちでありたいんですよね。昨年末に急に公開されたこの曲は、Negiccoさんの世界観の中にエビ中さんが溶け込んで、二つの味が全くケンカせずにほどよく混ざり合い、温かくて良質なテイストを耳に届けてくれました。

そのまま迎えた1月3日のエビネギ公演。コタツのような温もりの中で味わう「圧倒的なスタイル」「永遠に中学生」の多幸感たるや。本当に素晴らしいステージでした。いま思えば大宮ソニックシティのロケーションやキャパシティも、この2組にジャストフィットだったのかもしれませんね。

作曲のconnieさんにも感謝の2文字しかありません。ところで音源化は…

 

 

■プラチナアワード

なないろ

今年の春ツアーは、関わる人みんながみんなを支えていて。そしてエビクラシーの素晴らしい楽曲もまた、みんなを支える重要なアイテムであって。強固に支えて支えられて成り立っていた側面があった、そんなツアーだったと思うのです。

だけどあの日、彩ちゃんが言葉に詰まって「あ、ダメだ…」と言ってしまった瞬間。高まった感情がとうとう楽曲を突き抜けてしまった瞬間。あの一瞬があったお陰で、強くあり続けたエビ中さんの等身大を思い知らされました。だからこそ、みんなが保ち続けた強さのことを、更にはっきりと認識することが出来ました。載せ込まれた感情の大きさを、痛いほどわかることが出来ました。

言葉ではうまく伝えられないのですいませんなのですが、とにかくそうなんです。

それもこれも、いつもおどけている池ちゃんが真剣に作ってくれた曲だからこそ。本当にありがとう。

 

 

 

 

 

ここまで第1位と大賞と優勝と特等とプラチナアワードを発表させていただきました。いやどれが一番なのかなんて、考えられるわけないんですよね。

このあともブルーリボン賞とか象印賞とか今週の横綱技とか発表したかったんですが、考えてみたら次から次に何らかを受賞させたい曲が出てくるんですよねー。キリがなくなっちゃうのでここいらへんにしておきます。

ひとつ言えるのは、今年も素晴らしい楽曲にたっくさんめぐり合うことが出来たってこと。エビ中さん関連もそれ以外も。

 

 

 

 

来年もまた良い曲にめぐり合えますように。そして皆様にとって幸せな景色が広がりますように。そんなまとめにしつつ、今年のブログを締めたいと思います。

 

それではそろそろ寝ますです。

来年も宜しくお願い致します。

よいお年を!

おやすみなさいグー。