感情の揺らぎとフィードバックされる奇跡の邂逅とハイタテキ!の話 | 考えてる途中。

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おもにエビ中の好きな曲のこととかを考えてる途中。
ふしぎと意味のない文章ばかり書きあがります。

ハイタテキ!

作詞:TAKUYA/MEG.ME 作曲:TAKUYA

皆様お久しぶりです。

しばらく更新が出来ていませんでした。

決してポケモンの件が云々でやる気を失ったとか、そんなことはまったく御座いません。真山推しですが別に気にしていません。TAKUYAさんとご一緒でのポケモンハンティングin横浜のことなんて全く気にしていませんからね。分別のある良い大人ですからね。ええ。なんとも思っていませんからね。ほんとだよ?




あのブログがDROPされた直後の僕の呟きですが、別に悔しくないしなんとも思っていません。



GirlsForktoryにてひなたさん達がTAKUYAさんのギター生演奏で紅の詩を披露した際の呟きですが、見てのとおりほんとになんとも思っていません。




何のときかは忘れましたが、しつこいくらいになんとも思っていません。清々しいほどに全力で気にしていません。



 

 

マジ話で更新が滞っていた理由は、少しだけ仕事が忙しかったためなのです。でも調査ものの記事を少し続けてしまっていたため、ちょっと更新を気負ってしまったところがあるのかもしれません。
 

てなわけで今回は気負わずに、軽めに思ったことなど日記として残しておくことにします。きょうはTAKUYAさんにまつわる歌と僕の思い出の話。

 

 

 

ええとですね、実は僕とポケモン野郎TAKUYAさんは、長い付き合いがあるのです。・・・すいません見栄を張りました。言い直します。僕の方からのみ一方的に長い付き合いがあるのです。

 

 

TAKUYAさんといえばJUDY&MARYのギタリストおよびソングライターとして有名な方です。でもJUDY&MARYに参加する前にも別のバンドで活動をされていまして、そちらでもソニーからメジャーでのCDをリリースしています。




そのCDがこちら。バンド名はSKAFUNK。写真でわかるかどうかですが、表記上Fの字にはスラッシュがついていおり、スカンクと読みます。インディーズで2枚、メジャーで1枚のCDをリリースしているのですが、TAKUYAさんが参加されたのは写真のメジャーでのアルバム1枚のみ。でも彼のプロとしての初CD作品ということになります。廃盤。

メジャーでは電気グルーヴとほぼ同期。レピッシュの弟分といわれてピンとくる人がいるかな?いないかな?



こちらが彼が参加する前のインディーズ盤。もちろん廃盤です。このころから変拍子や裏拍を多様するひねくれた音楽性。そのうえ40以上のトラックを重ねてレコーディングされたという、この時代の自主制作盤の常識を覆す凝りすぎたアルバムでした。
 

 

TAKUYAさん参加前の様子ですが、SKAFUNKのライブ映像も残っています。いまオンラインでパッと見られるのはこれだけかな。

 



僕は深夜ラジオでたまたま聴いて以来、TAKUYAさんが参加する前からこのバンドのひねくれた音楽性が大好きでした。そして「大学に入れたら、まずこのバンドのコピーをしよう!そしてこういうオリジナル曲を作って広く世の中に発信しよう!」と夢を見て、はるばる神奈川の山奥から大都会・阿佐ヶ谷に上京したものです。
ただ、悲しいかな僕には友達が出来なかったんですね。当時から発揮される持ち前のコミュ障っぷり!今に至るまで全くブレない誇らしき我が人間性!




さて。

SKAFUNKはそのごあまり有名になることはなく、暫くして解散しています。しかしTAKUYAさんはギターを弾き続け、じきにJUDY AND MARYに参加。大ヒットを連発させることになります。

でも僕はJUDY AND MARYを全く聴かずに生きていたため、SKAFUNKのギタリストが大ヒットメーカーになったことなんて、全く知りませんでした。




そのごだいぶ時が経って、JUDY AND MARYも解散。バンドキッズだった僕も立派なおっさんへとクラスチェンジし、その上でなぜだかエビ中にはまっておりました。

そんなある日、エビ中さんの新曲をジュディマリのギタリストが書いてくれると聞きまして。そこで初めてそのTAKUYAさんとは実はあのTAKUYAさんなのだということを知りました。そうして僕はひとりで勝手に、TAKUYAさんの音と10数年ぶりの再会を果たしたのでした。




ポップス界でのTAKUYAさんの立ち位置は、ビッグネームとか大御所とか、既にそちら側に行ってしまっています。でも当時いま以上に無名だったエビ中さんに対して、ハイタテキ!という素晴らしい楽曲を作ってくれました。

そしてその曲への思い入れが多分にあること。その後もメンバーとこの歌を大事にしていてくれたこと。あの夜のペリスコープなどで、しみじみと語ってくれました。TAKUYAさん、あれで紳士かつ真摯な人なんですよね。

 

 

エビクラシーに収録された紅の詩も、細かいコード採択にTAKUYA色が色濃く活きています。それでいて歌詞世界やら曲調やらが、やはりいまのエビ中向け、ひなたさん向け。素晴らしい楽曲に仕上がっています。

 



TAKUYAさん+私立恵比寿中学。

わりと長いこと音楽を聴いていると、たまにこういう個人的な奇跡の再会やら邂逅やらに立ち会うことがあります。当時受けた衝動や感情が鮮烈にフィードバックされ、その感覚がいま好きな演者の諸々と溶け合って新たな感情の揺らぎに昇華する。この感覚は格別なもの。音楽好きでいてよかったなあと幸せをかみ締める瞬間を、僕はここで実感することが出来たのです。

 



TAKUYAさん、あの当時の僕に「豊かな想像」や「何気ない朝」といった曲を聴かせてくれてありがとうございました。そして今の僕に、エビ中に、「ハイタテキ!」や「紅の詩」をプレゼントしてくれてありがとうございます。どれもこれも輝き色褪せぬ素晴らしい作品ばかりです。また次も最高の作品を期待しています!


 

ポケモンはひとりでやってください。





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最後に一言おわびを入れさせてください。

今更になってしまうのですが、先日自分がラジオ番組「私立恵比寿中学放送部」の出演回数をまとめた際に、データの出展としてご参考にさせていただいたサイトの紹介が抜け落ちておりました。

エビ中のレキシさんです。

2009年の活動開始の頃からのデータ、及び関係者などのtwitter記事などが多量に網羅されています。そしてそれらの紹介文なども軽妙で、膨大な情報をずっと楽しむことが出来ます。皆様にもおすすめのサイトです。この情熱には本当に頭が下がります。管理人さん、大変失礼致しました。

 

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さてもうすぐファミえんですね。

チケットも売り切れなんですね。

楽しみにしつつ今週も仕事をがんばろう。

・・・という決意をしつつそろそろ寝ます。

おやすみなさいグー。