だいぶ(約2ヶ月)さぼりました。


自分でも前回の内容を読み直すくらいです。

すいませーーん。


前回の内容→第17回



投手の実力は「球が速い」とか

「コントロールがイイ」とか「スタミナがある」とか

「得意な球種や変化球がある」とかで

評価されることが多いです。


これから書くことも投手の「実力」として

欠かすことのできない要素です。


投手で活躍を目指す人は

上に書いたようなことを

身につける努力もしつつ、

「マウンドさばき」について

一緒に考えてみましょう。



^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



「マウンドさばき」という言葉を

耳にしたことがあると思います。


人それぞれによって考えが

違うかもしれませんが


私は

「マウンドさばき」=

「チームが勝つために

マウンドをどのように使いこなすか、

そしてどんなピッチングを繰り広げるか」


ということだと思います。


そしてさばき方で重要なものが

投球リズム(テンポ)

だと思います。


↓理由

この投球リズム(テンポ)を上手く使うだけで

相手打者に自分の打撃をさせないことができます。

また自分の投球のペース配分もあやつれます。

それにより守備時間が短くなり

試合全体の流れをつかめます。


↓どんな投球リズムがある

試合序盤や終盤などのイニングによっても

変わりますし、

又、対戦打者の打順によっても変わりますし

走者がいる時、いない時でも変わると思います。


↓リズムのつけ方

サインを見るタイミングや

セットポジションに入って

タイミングを長くしたりで調整できます。


↓リズムの目標設定例

私が高校(9イニング)のときに

心掛けていた投球リズムの

目標の設定の仕方は


まず試合全体を通して

・1対0で勝利を想定し、試合時間は1時間30分

1イニングの守備時間あたり5分×9イニング=45分


・球数は100球以内

打たして取る時は1打者あたり3球以内



実際はこんな上手く試合は進みませんが

厳しい設定にします。

これ位にしないとなかなかリズム(テンポ)があがりませんし、

相手打線を抑えられません。



そして上記を達成するための具体的な目標は


走者がいない時の1球ごとの投球間隔は約2秒間隔

(捕手からの返球がきたらスグにサインを見て振りかぶる。)


・三振を取るべき場面以外は打たしてアウトにし球数を減らす。

これは球数が減ることでスタミナの配分もできますし、

何より打たしてアウトをとることで野手陣が動くので

守備全体のリズムの良さが攻撃のリズムにつながります。




今回書いた内容はあくまでも私の考え方ですが

他にもいろいろな「マウンドさばき」についての

考え方や投球スタイルがあると思いますので

自分なりの「マウンドさばき」を見つけて見ましょう。


練習や練習試合のときから

意識したり考えて

心掛けていけば

ワンランク上の投手に近づくと思います。