今回は「防衛力」について考えていきたいと思います。


今回の問題

①防衛とはなんなのか

②軍隊は必要か


皆さんは、日本国憲法第九条をご存知でしょうか。詳しくはわからなくても、何となくなら分かるのではないでしょうか。

簡単に言ってしまえば「日本は戦争をしない」という決まりです。

そのため、日本は軍隊を持たないとされています。


昨日、岸田総理は防衛費を増やすという考えを表明しました。


皆さんは賛成でしょうか反対でしょうか。


そもそも「防衛」とはなんなのでしょうか。

例を出してみたいと思います。


Aさんがあなたに向かって刃物を向けて走ってきます。この場合どれが防衛でしょう。


①逃げる

②防刃できる服で身を守る

③刃物で応戦する

④向かってきているAさんを撃つ

⑤向かってくる前兆の段階でこちらから攻撃する


今の日本ができるのは③までです。


⑤は果たして防衛なのでしょうか。

もしも⑤が防衛だとしたらどうなるでしょう。

あなたのことが嫌いなBさんがいたとします。あなたは料理の為に使う包丁を買いに行きました。そこでBさんは、これを前兆だといい攻撃してきました。

こんなことが起こるかもしれません。良い世の中とは言えないのではないでしょうか。

このことを踏まえて国が持つ防衛力とは何なのかを考えてみてください。



また、日本は軍を持つべきかどうかという問題があります。こちらも例をだしてみます。


あなたの周りの家の人はみんな銃を持っています。あなたならどうしますか。


①周りの人と仲良くして撃たれないようにする

②隣の家の人に守ってもらうよう約束する

③自分の身を守るために銃を持つ


今の日本は②です。アメリカと条約を結んでいます。しかし、この質問だと③を選ぶ人がほとんどなのではないでしょうか。


しかし、周りの人が銃を持っている世の中でいいのでしょうか。銃がなくなるような世の中にする方がいいと思いませんか。もちろん、みんな銃を持って自分で自分の身を守った方が良いと考えても構いません。ただ、より良い世の中とはなんなのかを考えてみてください。


より良い世の中にするためにはどんな選択をすべきか。ぜひ考えてみてください。

自分で考え選択する力が大切だと私は思います。


今日の問題は

①防衛とはなんなのか

②軍隊は必要か

でした。


お読みいただきありがとうございました。