多くの人にとってはハレの日だというのに、惜しくも今日は雨天だった。

 

 

同級生たちはきっと、大層な不安と少しの期待を胸一杯に抱えて、入社式に臨んでいるのだろう。


とあれこれ想像しながら、僕は日中、自室で英単語の習得に励んでいた。

 


嘘だ。

 


すぐに飽きて、スマブラをしていた。

 


平日の昼間から、オンライン上を跋扈する歴戦の猛者に、新米の僕が勝てるはずもなく。


同級生たちが社会という虚像に打ちのめされるが如く、連敗を重ねていた。

 

遂には気持ちも萎え、コントローラーを放り投げたあと、大きなため息とともにチェアに全身を預けてしまった。

 

外からは雨どいを打つ音が聞こえ、目の前には、敗北のリザルト画面と共に極限までボリュームを絞ったBGMが流れているのである。

 


負け犬が一人、そこにはいた。

 


 ともあれ、これまでの文脈から僕の身の上について察するところは余りあるだろうから、あまり詳しく語るつもりはない。

 


重要なのはたった二つ。

 


つい先日、大阪の私立大学の文学部を卒業したこと。

 


そしてその時、うっかり就職するのを忘れてしまったために、現在はフリーターであることだ。

 


大体、理数が壊滅的にできないので私文に逃げたというのに、公務員なんて受かるはずもなかったのだ。

 

胡散臭いエージェントに引っかかりかけたのもよくなかった。

 

などといったことをあれこれ書きだしてしまうと、元来後悔というものははキリがないので、ここいらで止めておきたい。

 

 

 

 このブログの趣旨については概ねプロフィールに書いてある通りである。

 

俗に言えば日記だ。

 

ここには自律と陶酔と、記録の意味を込めている。

 

記録というのは例えばデビットカッパーフィールド式に日常の隅々まで書くということではない。

 

こういった営みが三日以上続いた試しのない僕が、今回はどれだけ継続できるか。

 

いわば世界記録更新などのコンテクストにおける「記録」なのだ。

 

 

 一つ間違えてほしくないのは

 

 僕は何もこの日記を続けることで逃避をしようとか、

 

 こういったことを実直に続けていればいつかそう遠くない内に、うだつの上がらない日々が好転するだろう。

 

なんて、無根拠かつ無計画なことを考えているのではないということだ。

 

 

 

 喫緊の課題は三つ。

 

一つは英検準一級の取得。

 

もう一つは司書資格の取得。

 

最後に、五月頭締め切りの新人賞に向け、現在執筆中の作品を完成させることだ。

 

 

 僕はこの一年で司書か作家か、あるいはその両方を目指す。

 

 その結果がどうなろうとも、精一杯やったと言えるような期間にしたい。

 

 という決意表明をもって、足早ではあるけども初投稿は締め括りとする。

 

                                 草々不一