靴修理のお話 -44ページ目

セメント製法の靴を…

セメントとは、ソールが接着のみで着いている製法で、この製法の靴は結構あります。

一年半位前に、当店で剥がれたソールを一度接着で対応していたのですが、重いソールだったので、また剥がれてきてしまいました。

そこで、今回は安心して長く履けるようにオールソール
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元は、一体型のソールだったのですが、今回は、ウェルトとミッドソールを取りつけ、中底と縫い合わせます。それから、ビブラム#100ソール(ソールとヒールがセパレート)を取りつけ仕上げます。

ソールはミッドソールとの接着なのですが、平面同士の接着なので剥がれにくくなっています。

こちらのお客様は、電車で同じ大きさのブーツをもう一足、ズッシリ重い計二足を持ってきて頂きました。

とても、ありがたく思います。


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大阪市中央区谷町6丁目5-26 1階
TEL 06-6761-2887
定休日:毎週水曜日
谷町6丁目駅より徒歩5分
http://thick-trunk.com

コマンドソール

以前も、革底からコマンドソールに交換された、近くの会社にお勤めされている常連様

交換後、見た目・履き心地と気に入って頂けて、新たにもう一足
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交換後靴修理のお話-090606_1313~01.jpg
以前、他店でヒール積み革交換されてから、あまり履いていなかったようで、トップリフトは綺麗なままですが、これからガンガン履く為に、コマンドソールへの交換を考えられたようです

ボリュームはあるのですが、横からの見た目は、元とあまり変わらないのも、このソールの良いところの一つだと思います。


お休みの日も、会社に来られて、忙しい方ですが、仕事にプライベートに生き生きしているのが伝わってきます。

会社が、近いのでよく店に寄っていただき、労いの声をかけて頂きますが、お客様の忙しさを考えると、私はまだまだです

私も、人に元気を与えられる人を目指して、色んなこと頑張っていきます!


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オールソール(チャネル仕上げ)

中底補修で紹介した靴のオールソール。

今回は、マッケイ製法で、本底に縫い糸が見えない伏せ縫いで仕上げました
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新しいソールを取り付けた後、コバ側から均一の厚みで革包丁を入れ、革を起こして中底と縫い合わせます
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起こした革を閉じて、通常通り仕上げいきます。
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チャネル仕上げにする事により、耐久性・耐水性が良くなると言われる事がありますが、私はあまり関係ないと思っています。見た目的要素の方が大きいと思っています。

要は、見えない所ですが革底の良さを生かした仕込みが重要で、靴をよく見て、その靴に一番合った修理方法を考えることが大事です!

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