靴修理のお話 -38ページ目

ソールアップ

『デザインが可愛くて、革も靴底も柔らかくて履きやすそう!』即買い!されたようです。

私も、お持ち頂いた時、可愛い靴で履きやすそうと思いましたが、お客様は一度履いただけで全然履かなくなったようです。

理由は、ソールが薄くて足の裏が痛くなるという事。
1日履いてみて、気付く事ってありますよね~

靴を見て気付いたことは、足裏が直接当たる中底が、一般の靴より薄く、柔らかいものが使われていました。恐らく、靴全体の柔らかさ、屈曲性を出す為だと思います。

対処方法は、クッション性の高い材料を使い、靴底に厚みを持たして、足への衝撃を軽減させます
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この靴の柔らかさをあまり損なわないように、かなり柔軟性のある材料を使いました。

あとは、お客様に喜んで頂いて、この靴が活躍してくれますよ~に!


thick trunk
大阪市中央区谷町6丁目5-26 1階
TEL 06-6761-2887
定休日:毎週水曜日
谷町6丁目駅より徒歩5分
http://thick-trunk.com

履きやすく

サイズが大きいけど、デザインが気に入ったので…と買ってしまう事。あります

中敷きのつま先側に厚みのある革やスポンジなどを入れて調整するのが一般的ですが、それをしてもまだ大きい…

と言うことで、以前も紹介した踵の腰裏(スベリ)部分で対応
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通常は、上から革を貼るのですが、この靴は元のライニングが、上手く捲れそうだったので、それを利用。結構、手間かかりましたが…
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厚みを調整したスポンジを入れて、ライニングを元に戻して完了!
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踵部分に靴ズレ防止の商品を貼られていたのですが、厚みが足りず効果なかったようです。

靴は履きやすいのが一番。購入される時は気を付けて

元に近づける

トップリフト(ゴム)がすり減り、ヒール(積み革)自体もかなり削れた状態でした。

修理方法を2通りご提案。ヒールごと新しいものに交換してしまう・ヒールの削れた箇所に革を継ぎ足し高さを元に戻して、トップリフトを取り付ける。仕上がり後の雰囲気、コストを含めて相談後、後者の方法に決定
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元の高さに戻すように、革を継ぎ足し
途 中
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違和感の出ないように、仕上げます
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仕上げの時、継ぎ足した部分に違和感が出ないように気を使います。

ヒールが減ってると、靴のバランスが悪くなり、他の箇所も痛んでくるので、トップリフトは早めの交換がおすすめです。


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