毎年恒例ニセコスキーツアーの〆は、千歳市内にあるミシュランで星を獲得している『北の華』さんでお寿司をいただくの。
もう、みんなこのお寿司が一番のお楽しみと言っても過言ではないほど。
しょっちゅう北海道に行っているメンバーがここの常連で、今回は参加できないのに、このお店を予約しておいてくれた。
今回はちょうど節分なので、オプションで恵方巻きも。
5時頃にバスで新千歳空港に到着し、6時に再び集合するまで、各自お土産を調達したり、荷物を預けたり。
スーツケースがパンパンなわたしは、まずは荷物を預けようとANAのチェックインカウンターへ。
行きの羽田で驚いたのだけど、ANAは無人の手荷物預かりマシンを導入しているのよね。
いつもJALなので、知らなかったわ。
※画像はお借りしました。
羽田で慣れたので(結構楽しい)、千歳でも迷わずマシンに荷物を置いてボタンを押すと・・・
「お客様のお荷物は、このマシンでは受け付けられません。係員に問い合わせてください」的なメッセージが。。。
ううん? 重量は余裕なはずだけど。
フライト時間まで、まだ早すぎるからかな?
隣の有人カウンターに向かう途中で、フライト案内板に目をやると、何と羽田便が軒並み欠航になってる!
焦りながら列に並んでいると、タイミング良くスキーツアーの幹事くんが登場。
ふたりでカウンターのGAさんに問い合わせると、
「現時点では、(わたしたちが登場する9時15分初の便は)まだ欠航するかどうか決定していないけれど、7時台、8時台の便は全部欠航が決定しているので、わたしたちが乗る便も欠航する可能性が高いです。6時半発(が遅延して6時50分発)の便ならまだ空きがあるので、振り返ることをおすすめします」
よくよく聞けば、8人全員ではなく、個別に振り替えを決められるとのこと。
お寿司の予約がなければ、振り替えても良いのだけれど、せっかく今回参加しないにもかかわらず友人が予約してくれ、仕入れや仕込みが済んでいるだろうに、今更キャンセルしたくない。
本音を言えば、あのお寿司を食べずに帰りたくない!
すぐさま、全員集合して作戦会議。
8人中2人は翌日仕事なので、早い便に振り替えることに。
ところが!
ひとりはすんなり自動変更手続き機で振り替えが完了したんだけれど。
もう1人も同じように手続きしようとすると、同じ予約番号に3人分が紐付けられていて(ANAのパッケージツアーで予約していて、部屋ごとに予約番号が振られていたらしい)、3人一緒に変更するしかないらしい。
仕方なく、操作をキャンセルして、再びカウンターのGAさんのもとへ。
有人による手続きなら、なぜか1人だけ変更できるとのことなので(よくわからないシステムだ)、ほっとしたのもつかの間。
先ほどのセルフマシンでの変更が反映されているので(キャンセルできてなかった)、元に戻すことができず、3人とも早い便に振り替えざるをえないと。
融通のきかなさに一同呆然。
誰も口を開けないでいると、本当は残りたかったふたりが
「やり残したことがある方が来年の楽しみが増えるから、今日は諦めます」
ひと一倍、去年のお寿司が美味しかった! 今年も楽しみだーと言って、翌日の有給もとってスタンバイしていたのに。
「お寿司の写真を見たいから、遠慮しないでグループLINEにお寿司の写真をアップしてくださいね!」
申し訳ない気持ちにさいなまれつつ、残留組4人はタクシーでお寿司屋さんへ。
よくよく考えて見れば、わたし、今まで大幅な遅延やロストバゲッジの経験がなかったのはラッキーだっただけで、この時期なら雪のために欠航ってよくあることだから、逆に今までの幸運に感謝しなくちゃね。
つくづく、旅行の計画は余裕を持って組まなくちゃって再確認させられたわ。
意外と前置きが長くなったので、お寿司は別記事にします。