いよいよ十一月に入りました。

正味一か月を切ったというところで、ようやく本格的なかつら合わせが始まります。

 

この11/2・11/3の二日間で、現在確保している手持ち分のかつらが(他劇団様より借り受け分含め)、どのくらい合うのかが

判明します。この手持ち分で合うかつら以外は、外注としてかつら屋さんからお借りすることとなり、予算的にも厳しくなっていくのです。ですから出来るだけ、かつらが合わない人を出したくありません。

しかし、かつら合わせに来られる方の順番は、都合によってマチマチで”頭の大きそうな方から”と言う訳にはいかないのが悩ましい難しいところ。

 

これは、関西芸術座 森さんのかつら。ごっつい出島やん。こんなん劇団で持ってるってどういうこと?

出島というのは、月代のところからぐっと剃り込みが入ったような刳り(生え際の形)で、幕末の沖田総司以外あんまり

使わない形です。(沖田総司のかつらは、髷がポニーテールのようになっており、このような御家人の丁髷ではありませんが)

が、若侍ということもあり、頭が大きいということもあって、手持ちが厳しい今回は、被ってみてぴったりなら、まずはヨシとせねばなりません。(刳りはあってるでしょ?)ということで、「ほかに合いそうなのがあれば…また逢う日まで~」

 

二日間かつら合わせを実施してわかったのは、出演者女性は頭の小さい人が比較的多く(52.5cm極小の方もいます)

男性は頭が大きい方が多いということです。

予め、鉢周りを測ってもらっているのですが、それによると60cm超えの方多数!特に老中などのお役の方々は、皆様でかい!!

更に芯のお二方もでかい( ;∀;)

 

女性は男性と比べて髪が長いので羽二重を被るときに髪をまとめます。このまとめ方で、合うかつらも合わなくなってしまう

ことがありますので、予め、羽二重のつけ方をYoutubeにUpして予習はして頂いているのですが、ビデオ見て、ふんふんと出来る訳がありません。コツが必要なので、初めての方はそれなりに苦労があります。

↑五期会北岡さまは、髪の量がはんぱないので大変。

 

※ちなみに後日外注となったかつら屋さんに寸法を送って合わせるかつらを発注したところ「え~でかい人ばっかりやな」と

やっぱり大変驚かれました。

 

結局、二日間で男女ともほぼ8-9割方、かつら合わせ合わせを終えることが出来ました。

この時点で御家人6面が足りないと判明。外注に向けて依頼をかけることとなりました。

女性はなんとか手持ちで行けそうと目途をつけ、一安心しました(しかし、後に大変なことが起こるのですが…)

 

それから、現在は、私の手持ちの羽二重でかつら合わせをしていますが、本番は各自1枚以上の羽二重が必要となりますので

揃えないといけません。しかし、今は本当に羽二重がお高い!昔と比べたらホントびっくりぽん!

お金がかかるのはよくないデス。そこで寸法をとり、生地を用意して羽二重を製作して頂きました。

 

 

頭の大きい方もいるのでそこは臨機応変。女性用も作って頂きました。

さあ、かつら合わせも終わりあとはひたすら結上げるのみ!頑張る!…しかおまへんなぁ。