【私が健康であるために一番気をつけている事】
人間って、生まれてから死ぬまでの過程で、
人それぞれの成長があって衰退があります。
それは、それぞれと書いたように、個々によってその進度や深さは違います。
でも、生きている人間全員が、
基本的に無意識でしていることがあるんです。
お気づきの方は、すぐにわかったと思いますが、
そう。
『呼吸』です。
人間は、1日平均で2万回以上呼吸すると言われています。
意識していないから、そんなにしているの?と思いますよね(笑)
私は、元ダイビングインストラクターなので、
『呼吸』を意識しています。
なぜかと言うと、スキューバダイビングで一番重要なのが『呼吸』だからです。
ダイビングの『呼吸』は、「ゆっくり吐いて、ゆっくり吸う」のが基本。
ダイビングマニュアルでは「ゆっくり吸って、ゆっくり吐く」と書いてあるかもしれませんが、
本来は「吐く」のが先です。
その理由は、人間は息を吐けば、無意識に息を吸うからです。
つまり、意識しないと息は吐けないのです。
「おいおい。日常生活で普通に生活している時は、両方とも無意識にしてるじゃん!」
と思う方もいるでしょう。
それは、気持ちがリラックスしているからで、
緊張状態やパニック状態になると、
人間は、吸った息を止めたり、何度も吸い続けようとしてしまいます。
ハッとして息を止める時、息を吐いて止めますか?息を吸って止めますか?
過呼吸で、息が苦しくなった時、息を吸ってばかりしていませんか?
人間は、心理的に「息を吸わないと生きられない」と思っているので、
無意識に息を吸う動作から始めるのです。
だからこそ、意識的に息を吐くことから先に始めないといけません。
文字通り『呼=息を吐く、吸=息を吸う』ですね!
海中世界という会話出来ない環境で、ゲストの精神状態を知るには、
目と呼吸なんです。
人間が肺に吸気を送って体に活動力を与えるのも呼吸。
摂取した食べ物を内臓器官で栄養に変え、血液を流す心臓のポンプを動かすのも呼吸。
心身のリラックスを平常にするのも呼吸。
人間が生命を維持するのに、最も必要なのが『呼吸』なんですね。
そう考えるなら、
1日平均2万回以上している呼吸を如何に有効に使うか。
試してみる価値があると思いませんか???