Takeshi Amemiya先生のインタビュー記事 | Pull Myself up by My Bootstraps!

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タイトルは、統計学におけるBootstrap(現実のデータを基に、
現実と異なるショックが起きた場合のデータの振る舞いを分析する方法)の語源
「自分のブーツの紐を引っ張って足を上げる」→自分の置かれた環境を自分の努力で変える、という意味です。

スタンフォード大学で長く教鞭を取られているTakeshi Amemiya先生のインタビュー記事。

出身校である国際基督教大学のHPより。


http://www.icualumni.com/interview/guest01.html


お父様の仕事のため、6歳でペルーに家族で移住した後、日本が敗戦。

米国の収容所に抑留されながらも、米国の豊かさを肌身で感じ、渡米の夢を抱いて国際基督教大学へ。


経済学の分野では、研究が引用された回数が日本人の中でも群を抜き、ノーベル賞に最も近付いた日本人とも言われる先生ですが、インタビュー記事からは、世の中の毀誉褒貶に左右されず、探究心の赴くままに研究に打ち込む素朴な人柄がにじみ出ていて、これを読むといつもヤル気が出ます。


ついこの3月に79歳になられた先生ですが。

漢詩を書くので中国語も勉強したい!囲碁も勉強したい!!

1万年くらい生きないと、やりたいことを全部できない!!!

のだそうで、こういう風に年齢を重ねていきたいものだなぁと思います。

いつまでもお元気で長生きしてください。べーっだ!


なお、以下は先生の書かれた教科書。2冊とも良書です。

Introduction to Statistics and Econometrics/Takeshi Amemiya
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