先日の大会、心を揺さぶったのは、メイン。
期待は、ほとんど無かった。
前回の挑戦がイメージに残っていたから。
今回は違った。
それは、挑戦する側の急成長によるもの。
必死な想いを表現する為の、体力と技術が備わっていた。
そして、もう一つ。
対戦する側の、引き出す力。
引き出す試合のことを、甘いと言う人もいる。
しかし、この日の試合は、そんな低レベルではない。
感じたのは「引き出す凄み」。
相手の100%、さらにその上の力を引き出す、ギリギリの駆け引き。
これ程の濃密な試合が見られた喜びと、近づく最後に寂しさが混じり込んだ。