企業やプロジェクトにおける1×1=∞という式を見られたことはないだろうか?

これは、どんな組織にでも当てはまることである。

二人以上のように同じ目的を持つものが集まったときに、これは組織となる。
つまりは、夫婦であったり親子であったりという場面でも通用することである。

そこには、当然目的というものがあり目標というものが存在する。

夫婦であれば、具体的に35歳までに二人の子を授かり、同時に3500万円の一戸建てを購入し、65歳までにローンを完済し、その後にはお正月などに子供や孫たちとその家に集まって語り合ったりしたいというのも一つであろう。

もちろん、目的はしあわせな家庭生活というものがあると思われるが、それを具体的にしたものが目標であると考えてもらえればと思う。

ただし、これには条件があり、一緒に目標を叶えていく配偶者との、目標の共有である。
これを共にした場合に、はじめて、組織の目的、目標が明確になり、同じところを目指すことになる。

企業なども同じである。
企業の場合には、理念といったものが多く、存在している場合も多い。
それに対して、目標があり、部門に分けられそれぞれが、その部門に目標を目指していくのだ。

そういったときに、掲題の1×1=∞というものが成り立ってくる。

1は一個人でもいいし、一部門ととらえてもらってもいい。
同じ目標にみんなが向かう場合にはそのベクトルといったものは強力なものとなる可能性がある。
もっと簡単に言うと、同じ目標を持つもの同士での協働とも言えるかもしれない。

助け合えるのだ!

自分に任されたことばかりではなく、一緒に目標を達成しようとする人を励ましたり、手伝ったり、ときには息抜きをしてやることもできるのだ。

それが、この式の意味なのだ。

そこから、また、一人一人が強く成長していけばさらなる力になることは間違いないのだ。

逆もある。

目標を共有したつもりですり合わせなどもせずに個々人が勝手に動いた場合ベクトルはバラバラとなり、1×1が0にも-∞にもなりうるのです。

さぁ、あなたの家族関係、働いている職場、1×1=∞になっていますか?0ですか?-∞でしょうか?

-∞だと感じたら0にすることを考えてみよう。
0なら、とりあえずは2にしてみよう。∞なら、さらに強くなるように考えてみよう。

最強のポジティブな思考になるはずであり、まわりのみんなを必要な人だと感じられるだろう。

2018年6月5日