去年までは

一年に一度の大事な日

今はまだ

笑って会えないから

連絡はしないよ

前に進めるように

いつものように

ほっぺを膨らませて

頑張るんだって

自分にいい聞かせて
別れを選んだのは自分

傷つけたのは自分

その小さな背中に

何を言う資格がある?

これはこれから

ずっと背負う咎

いつかあなたが

他の誰かと笑えるよう

祈りながら
初めてな訳じゃない
人並に経験してきた事
なのに何故?

自分で自分がわかんない
持て余す感情に
戸惑うばかり

初めてかもしれない
今迄に経験してないコト
これは何?

自分が自分でないみたい
溢れてくる感情が
抑え切れない

まさかこんなにも
人を好きになるなんて

今までと全然違う
少しの事に一喜一憂

すべてに翻弄されて
どうしていいかわかんない

今までが遊びとか
そんな事はないなのに
そう思えるくらい違くて

どうしてこんなに違うの?
あなただからなのかな?

次に逢うのが
待ち遠しくて
眠れない夜を過ごす

想いだけが空回り

戸惑ってばかりの
わたしの心

早く落ち着かせてほしい
あなたの腕の中で
灰色の空から
降り続ける雨

絶える事のない雨音は
あの時を思い出させる

取り残される感覚
届かない声

一人から独りへ

世界は彩りを失い
灰色へと染まる

雨は嫌い

早く梅雨なんか終わって
夏になればいいのに
人の数だけ正義はある

譲れない何かが
誰にもあるから

それを巡って
対立が起きた時

意見はきっと平行線

道を違える事になっても
争いになっても

どうしても
譲れないモノの為なら

分かりあうこともできない

もしかしたら
正義なんてどこにも
ないのかもしれない