~ベートーヴェンの9番目にして最後の交響曲である(第10番は断片的なスケッチが残されたのみで完成されていない)日本では親しみを込めて「第九」(だいく)とも呼ばれる。第4楽章は独唱および合唱を伴って演奏され、歌詞にはシラーの詩『歓喜に寄す』が用いられる。第4楽章の主題は『歓喜の歌』としても親しまれている~(Wikiより抜粋)

 そもそも私と『第九』との出会いは、追っかけしているLe Velvets(ル・ヴェルヴェッツ)という音大出身の5人組のアーティストが『第九』をモチーフにした曲をデビューアルバムに入れるにあたり、ファンクラブの皆でコーラスを録音する!というところから始まりました。

『アッレメンシェン』とか『フローイデ!』なんて耳慣れないドイツ語を発したのもそれが初めて。(ちなみにこのデビューアルバムのブックレットの後ろの方には参加者全員の名前が記され、私の名前もちゃんと印字されています♪)

その頃、私が所属している小学校のPTAコーラス部のソプラノSさんが『第九』を歌ったという話しを聞き、いつかは私も!と思っていました。

いつ歌うの?「今でしょ!」

【渋谷区民音楽のつどい みんなで『第九』を】
shibuyadaiku

今年は第30回記念の年でした。

全8回の初心者講座が夏から始まり、秋からの6回の本講座。2回のオーケストラとの合わせ、ゲネプロ、そして本番!半年近くかけて初めてのドイツ語の曲と向き合ってきました。

あの有名なフレーズは誰でも一度は耳にしているかと思いますが、実は『第九』は第一楽章から第四楽章まであり、合唱が出てくるのは第四楽章だけです。

でも、第三楽章と第四楽章はつながりがあるとの事で、私たち合唱団は第三楽章から舞台に立ち、じっと出番を待っていました。

このところ体力に自信がなく、コーラス部の練習もお休みがちだった私ですが、周りにはもっと年配の参加者の方々もいて、叱咤激励され、なんとか舞台に立ち、無事歌い終わる事ができました。

舞台に立っている間、この1年間の様々な出来事を思い起こし、反芻する…そしてまた来年よい年を迎えよう…『第九』とはそういう曲なのだと言います。

ボイストレーナーの音大出身の先生方や指揮者の松尾葉子先生、ソリストの皆さんにもたいへん触発され、有意義な時間を過ごせました。

ながーい黒スカートと白いブラウスも新鮮でした(笑)


(本番前に参加者の皆さんと)

こんな私の初舞台の為に家族が総勢8名、他にも友人達が聴きに来てくれたのも嬉しかったです♪
(ちなみに観覧無料です)


1度『第九』の舞台に立ったら、大阪城ホールでの『サントリー1万人の第九』にもいつか挑戦してみたい!指揮者の佐渡裕さんにはサドラーという追っかけもいるとかw

探せばあちこちに『第九』を歌う機会はあるのです。
最近は参加型のコンサートも増えてきたと言われています。

東京でも『国技館5000人の第九コンサート』が2月にあります。

「世界中で歌える!」と思っていた私ですが、年末に『第九』というのは日本だけのようで、ちょっと拍子抜けでした(^^;)

♪皆さんもぜひ、この歓喜の歌を歌うチャンスがあれば歌ってみて下さい♪

Freude!(フローイデ!)

【過去記事をmixiから転載】