前回までのあらすじ:
トニー(仮名)とのデートの度にホテル代を支払っていた花梨ちゃん(仮名)。
だが、そのホテルに花梨ちゃんが泊まる事は1度も無かったのだった…嗚呼…
(前回までの詳しい経緯はタイトル下のテーマ「アメとムチな男」からどうぞ♪)
「こんな理不尽な思いをするのはもう沢山っ!
貢ぐ女は卒業よ。トニーとはキッパリ別れよう。」
っと決意をした花梨ちゃん。
「でね、思い切って彼に言ったの。
もうこんな関係は続けられないよ。
もう2度と会わない。電話もしないでって!」
うんうん、その調子ヘ(゚∀゚*)ノ
やっぱりこう言う男にはガツンっと言わなきゃね~♪
「で、彼を置いてホテルの部屋を飛び出したんだよっ!」
おお~!ヽ(*'0'*)ツ
花梨ちゃん、この潔い行動はかなり格好良いよ~
でも、花梨ちゃんの思い切った行動にトニーも焦ったんじゃない?
もしかして「俺が悪かったよ~(/TДT)/」って詫びの1つも入れて来た?
「いや、彼は背中を向けて『分かった』って言っただけ…(´□`。)」
ふ~ん。それはちょっと意外ね。
でも、逆に花梨ちゃんにとっては良かったんだよ。
腹を立てているとは言え
まだ彼への想いがくすぶっている状態でさっ
またいつものように謝られちゃったら決心が揺らいじゃうかもしれないし…
危うい乙女心って奴よっ。
「うん…( ̄ー ̄;
実際、私の心中も複雑だったんだ。
自分で別れるって宣言しちゃったものの
こんなにアッサリと簡単に別れちゃうの?
本当に今日で私達の関係は終っちゃうの?
って思うとさ~、ホッとすると同時に寂しい気持ちだったんだ。」
うんうん
花梨ちゃんの気持ち分かるよ~。
理屈では別れて正解って分かっていてもさっ
恋心って言うか、感情って理屈だけでは割り切れないもんね。
すごく矛盾しているって思うんだけどさ
引き止めて欲しいって気持ちもどこかにあるのよ。
実際、引き止められても困るんだけど┐( ̄ヘ ̄)┌
それに、あまりにもアッサリした幕切れだとさっ
何だか拍子抜けした気分にもなっちゃうだろうしね~( ̄∇ ̄+)
「でさっヽ(;´ω`)ノ
私は複雑な感情をどうして良いか分からず混乱したまま
泣きじゃくりながらホテルの駐車場に向かって走ってたのよ。」
う~ん。青春って感じだね~(^~^)
「そしたらねっ(=◇=;)」
ま、まさか!( ̄□ ̄;)
もの凄~~~く嫌な予感がするんだけど…
「彼が私を追って来たの~。」
マジで~Σ(・ω・ノ)ノ!
「…でねっ(-。-;)
いきなり私を突き飛ばしたんだよっ!
私はその勢いで駐車場に倒れちゃったんだ。(TωT)」
はあ~?
てか、何で花梨ちゃんが突き飛ばされる訳?
全く意味が理解出来ないんですけど!?┐( ̄ヘ ̄)┌
「もう、現場は正に修羅場って感じよ。
夜だったけれど人通りも多かったから目立ってさ~。」
花梨ちゃんは号泣しているし
突き飛ばされて倒れ込んでいるし
これは誰が見ても立派な修羅場だね。
それにしても、現実にそう言う場面を演じる人って居るんだ。
私はこう言う事するのってドラマの中だけの話だと思っていたよ。
「でねっ、ここからがもっと凄いのよっ!」
( ̄ー ̄; ゴクリッ
「彼は倒れた私をガバッと抱き寄せたんだ。
そして『お前の事を失いたくない!』ってキスしたの。」
ぎゃ~! ((((((ノ゚⊿゚)ノ
この展開、聞いているこっちまで恥ずかしくなるわっ!
「…で、私を抱きしめながら
『好きじゃなかったら会わないよ。
口べたで不器用で誤解させてゴメン。
でも、これが本当の気持ち』って言ったの。(〃∇〃)」
←もうキャパを超えちゃって言葉のない私。
つか、(・Θ・;)
突き飛ばしておいて抱きしめてキス。
これまた分かりやすいアメとムチだったね~┐( ̄ヘ ̄)┌
で、今回もトニーのアメとムチの呪いに…( ̄ー ̄;
「うん。この一件で元サヤヽ(;´ω`)ノ」
トニーの呪いって何処まで凄いのよ!?
聞くと、今回のような事件が
トニーと花梨ちゃんの間では度々あったのだそうだ。
そして結果はいつもトニーの思惑通り
花梨ちゃんが彼を許し元サヤに収まってしまうのだと言う。
そんな事を繰り返している内に
益々トニーの呪いに嵌って行く花梨ちゃん。
でもさっ
最終的にはトニーと別れて現在に至って居る訳でしょ?
一体どういうきっかけで別れられたのよ!?ヽ(*'0'*)ツ
( ̄▽+ ̄*)←ニヤリとする花梨ちゃん。
次回、いよいよ
花梨ちゃんの不毛な恋も最終章!
「結論はどうなったのさ~?」っとっと本日も
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アメとムチの呪いを解いた衝撃の出来事とは!?
そしてその時、花梨ちゃんの取った驚きの行動とは!? つづく…