最近、暇さえあれば自分の欠点について延々と考えている。別に自罰的になるわけではないが、自分はあれがダメだ、ここがダメだ、ああこういうところもダメだ、と自分の至らぬところが次々と頭に湧いてくるのである。
ほかのことをやっていると気が紛れるのだが、少し手を休めた途端、またふつふつと蒸し返してくる。便所でくそをひるとき、猫を撫でるとき、ベッドに入って無為な1日を振り返るとき。
確かに2、3年前から自分の欠点についてあれやこれやと考えはじめて、時には頭が痛くなるほど悩みもしたが、最近はそこまでひどくなかったハズ。しかもここまで多彩にポンポン思いつくのは初めてのことだ。
なのでちょっとばかり前、「自己批判ノート」なるものを作成し、自分の欠点を思いつくままにずらずら書いてみた。すると面白いことに自分の大小さまざまな欠点が60個ほども集まった。ひとつひとつが内面に踏み込んだ具体的な欠点であり、いま一歩踏み込んで日常の困りごとや解決策まで細かに書き連ねれば、ノート1冊埋まってしまうだろう。
そこで、「自己批判録」と題して自己批判ノートから自分の大きな欠点をいくつかピックし、その問題点や分析・考察、さらにはどうしてその欠点を克服するかといった内容を記そうと思う。
ノートには欠点と簡単な説明だけが淡白に箇条書きされ、いわば条文のような内容なので、それをもっと深く掘り下げてゆく作業をしようというのが目的である。また一人で欠点を考えるのは時にきついことでもあり、それを公表してしまうことで疑似的に人に話を聞いてもらう形式をつくろうというのも狙いである。
次回から始めるが、記念すべき第一回のテーマは「傷つきやすさ」である。
傷つきやすいというとなんだか感受性豊かで優しい人を連想させるが、オレに限ってはそんなことはなく、いくつもの立派な欠点を挙げることができる。そのことに対する批判、克服までをだーっと書いてしまおうと思う。それでは。