昔、人からプレゼントされたくないモノの

ダントツ一位がマトリョーシカでした。




あの人形の存在意味が、全くもって分かりませんでした。



開けても開けても、中から同じ人形が
等縮尺状態でこれでもかっていうほど出てきて、

だからといって、中身を出したあとの中が空洞になった人形が

何かの入れ物になるかといえばそうでもなく、

結局は自分より一回り小さい

自分の分身のケースという役割から逸脱しなくて。





大きいのから小さいのまでを並べて飾るにはスペースを取るし、

だからといって、そのまんま飾っておいても

マトリョーシカの個性が死んだままになってる気がするし。





で、一度出したら、今度はまたしまう時に

一つ一つ頭部と胴体を分離して中に入れていくという作業が

私的にはかなり、めんどくさいことだったりするので、

できれば我が家にはやってきませんように (。-人-。)
と、ずーっと思ってました。





そして数年前。

そんなことを思っていても、人間それなりに年を重ねてくると

知り合いの中にロシア旅行に行ってしまう人もいよいよ現れ、
絶対不動のロシア土産といった感じで

大小、二種類のマトリョーシカをプレゼントされました。





ついに来たのか、この時が!という思いで、

丁寧にプチプチでくるまれているマトリョーシカを
恐る恐る取り出した時のことを、今でも鮮明に覚えています(笑)

(下さった方には、本当に失礼で申し訳ないです。

今では、私の心を掴んで離さないマトリョーシカです)



yukikoの超感覚ブログ-頂いた、手のひらサイズの小さいマトリョーシカ
頂いた手のひらサイズのミニマトリョーシカ




一通りの手順で『出して、しまって』をしたあとは、

その存在をあまり感じることのない

ひっそりとした場所に置かれて、

それからしばらくは、誰の気にも留められない

かわいそうなマトリョーシカでした。





それからだいぶしばらくして、

ある時、ふっと
宇宙とマトリョーシカって似てるかも!
って思ったんです。





なんのきっかけだったかは忘れちゃったけど、

あの、入れ子の構造が

宇宙の作りと同じなんじゃないかなーって。





よく、家庭は社会の縮図とかって言いますよね?

それと同じような原理が、やっぱり宇宙規模でも起こっていて、

例えば一番わかりやすいところで言うと、

太陽の周りを地球や他の惑星が回るのと同じように、

私たちの体を作っている細胞の原子核の周りには

電子が回っている。





気になって調べてみると、

科学の世界でも、仏教の世界でも

もうその概念はとっくにあったみたい。





やっぱり、自然を突き詰めて考えていったり、

なぜ?どうして?の哲学を掘り下げていくと

結局は同じ結論にたどり着くんだなぁって、

科学と宗教っていう一見、真反対の入口から入っても、

着く先は同じってとっても面白い!





本当は全部同じなんだなって、ここでも確認。



日本で背中合わせにして真反対の方向に進んで行ったとしても、

いずれブラジルで出逢ってしまうのと同じ。



やっぱり宇宙の同じ原理。





そんなふうに考えていくと、

宇宙の実態がまだまだ明らかになっていない分だけ、

もしかすると、いろんなことが宇宙の在り方とか動きとかと

シンクロしてるかもしれないって思うんですよね。





例えば今日、お皿を割ってしまったとしたら、

それが宇宙の何かとシンクロしているかもしれない。



そのお皿の破片で怪我をして、出血したとしたら、
それが宇宙の何かと繋がってるかもしれない。




美味しいものを食べてお腹いっぱいになって、

幸せを感じながらウトウトしたとしたら、

それも宇宙のどこかの何かとシンクロしてるかもしれない。





そんなことを思ったら、

それまでずっと放置状態だったマトリョーシカが

すごく愛しくなってきて、
今では宇宙のシンボル的な存在として

今や私の中では特別意味のある人形になっています(笑)




でも、あのマトリョーシカを最初に作った人は
何を思ってあんな構造にしたんでしょうね?
宇宙から何かインスピレーションが来たのかな?



そうじゃなかったとして、開けても開けても

同じものが出てくる物をつくろうっていう感性は

普通じゃないなーって思います(笑)



きっと初めて作った人は、

これを開け進めていく人の驚いた顔を想像しながら

作ったのかもしれないですね。





どんな顔するだろうとか、

どれくらいビックリしてくれるかな、

なんてきっと考えながら

ワクワクしてたんじゃないかなって思います。





もしかすると神様が宇宙を作った時も、
こんな感じでワクワクしながら入れ子の宇宙を

作っていたのかもしれない(笑)




本当に無邪気に、宇宙全体の存在がビックリしたり、

クスってしてしまうのを想像しながら。




これで最後かと思うでしょ?
まだまだあるんだもんね~~~( ̄∀ ̄)
とか言いながら(笑)




我が家にある、小さい方のマトリョーシカの最後の入れ子は

なんだかUFOみたいな形なんですけど、

これってもはやもう、そんなことを裏付ける

メッセージなんでしょうか ((((;゚Д゚))))


yukikoの超感覚ブログ-一番最後のこれ、UFOじゃない??
最後のひとつはもはや原型とどめず、UFOのよう・・・






マトリョーシカの起源をたどっていくと、

日本の箱根細工の入れ子人形が元だとか

愛媛の姫だるま人形を真似て作っただとか

諸説あるらしいですが、
もし本当にモチーフが日本のものだとしたら、

そこにも何か意味合いが

大きくありそうだなっていう気がします。





起きている全てのことが、宇宙と繋がっているって思えたら、

みんながもっと感覚でつかめる時代が来たら、

神様がワクワクして宇宙を作ったのと同じように、

みんなも心が弾けだして、ワクワクが共鳴する

地球になるんだろうなって、そんなふうに思います。





かつて私が、一番欲しくないと思っていたマトリョーシカ。

今ではそんな壮大な意味合いを込めて、

誰かにプレゼントしたい一押しアイテムです♡