おはようございます

大阪はいいお天気
さて、さっそくですが、
きのうの
カウンセリングって何をするの?
の続きです

きのう書いた
心の禁止事項「ブロック」は
そのブロックがあるために、
あなたが「ありのままの自分を認められない」。
つまり、そのまま
自己否定に繋がるものです。
言い換えると、
ブロックは、
パニック障害を治すのに必要な
自己肯定感を下げてしまう
なので、カウンセリングでは
この心の禁止事項を
その上で、きのうのつづき…

Mちゃんの心にあった
「不倫をしてはいけない」
なぜこれが、Mちゃんの自己否定に繋がるのか?!
Mちゃんの心に寄り添って、色々と聴いてみると
話は思わぬ方向に行きました

Rico(以下、R)

「どうして不倫をしてはいけないと思ったの?」
Mちゃん(以下、M)

「えー?そんなん、あかんに決まってるやん。わたしまだ『結婚』自体に夢見てるねん。不倫前提では考えたくないわ〜」
R
「不倫をしてはいけないと思ったのは、いつごろから?」
M
「うーん…(少し考えて)子供の頃かなあ。私のおじいちゃんがさ、事業をやってて、それなりに儲けて家庭も裕福だったんだけど、不倫をする人やってん。で、おばあちゃんはお母さんにそれを愚痴る、お母さんは私に愚痴る。子供心ながらに、嫌やってん。」
R
「あーそうなんだね。おじいちゃんが不倫をしてたのか。そのとき、子供のMちゃんは、どんな気持ちやったん?」
M
「母も祖母も、おじいちゃんに他の女の人がいる事を、かなり恨んでて。家の中ではよくそんな話で。おじいちゃんはお金も稼いでたし、私たちの生活に何不自由はなかったけど、『不倫は女を苦しめる!悪や!』ってなっていったかも。」
R
「そっか。まだ小さいのに、そんな事を考えないといけない状況だったんだね。お母さんやおばあちゃんが不倫によって苦しい顔をしていたら、小さいMちゃんは自分までしんどくなった?」
M
「うん、不倫は人を不幸にする。それだけはしたらあかんと思った。」
R
「子供のMちゃんは、そう決めたんだね。
じゃあ、いま大人になってみて、大人のMちゃんは、不倫についてどう感じる?おじいちゃんについて、どう感じる?」
M
「うーん…(少し考えて)まあ、うちのおじいちゃんの場合は、ちゃんと稼いでたし、甲斐性という意味ではいい旦那だったとは思うけど…」
R
「いま、私たちが大人の視点でおじいちゃんのこと考えた時にさ。おじいちゃんは、家族のためにそれだけ稼いでた訳だよね?で、みんなは裕福な生活をさせて貰って。でも、おじいちゃんの心はそれでは満たされず、外に心の拠り所を求めた。なんでやろ?」
M
「うーん…。。。確かに、おばあちゃんも、お母さんも愚痴ばっかりで、感謝もなくて、決しておじいちゃんにとって、帰りたい家ではなかったかもしれへんけど…。
でも、私は子供やったから、おじいちゃんに家に帰ってきてほしかった。なんで外に行くの!みんなが嫌がるのに!って思ってた。」
R
「そうなんだね。小さいMちゃんがそう思うのは無理ないね。」
M
「あ、でも、その時はおじいちゃんが悪だと思ってたけど、自分がした時のことを考えたら、そんなに悪い人でもなかったな…」
R
「あ、Mちゃん、
不倫したことあるんや?
」
M
「うん、ある。」
R
「でも、Mちゃんの心の中では禁止してた訳だよね?不倫をした自分は…どうだった?」
M
「…おばあちゃんや、お母さんを、悲しませると思った。
もうしないけど…。
その時の私には、その人(不倫相手)が必要やったんやと思う。」
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なんと、Mちゃんのブロックの元は
「不倫は大事な人(母&祖母)を苦しめる」
↓
「不倫をした私は、大事な人を、苦しめる」
↓
「不倫をした私は、ダメな子だ」
という、自己否定に繋がっているのです。
不倫した当時、Mちゃんの心の安定のためには、
その相手が必要だった。
だから、必要な経験だった。
そう思っている。
だけど、不倫は悪だ…
相反する気持ちが、Mちゃんの心の中でぶつかって、
その罪悪感が、彼女を苦しめ、
自分が苦しいあまりに、
周りの人も同じように苦しむべきだ、と
同じく不倫しているKちゃんに対して、
自分の罪悪感を無意識にぶつけるような
やり方になってしまっているのです。
ここまで読んで、どうですか??
「え、そんな事が、繋がるの?」と
意外でしたか??
でも、このブロックによって、Mちゃんは
自分のことを否定しているばかりか、
Kちゃんという友達まで否定し、
結果として、居心地の悪い人間関係を
Mちゃんが作り出しているのです。
なので、この後は、こう続けました。
R
「Mちゃんには、その時の不倫の経験は、必要だったんだね。
…ところで、この『不倫はしてはいけない』という禁止事項は、まだ必要?私には、これによって、MちゃんがMちゃん自身を否定して、苦しめているように見えるんだあ。」
M
「うん…。急には無理だけど、でも、話してて、自分も不倫に陥った事があるのに、そのことだけでKを拒絶するのはやり過ぎかなと思った。」
R
「そうかー。」
M
「うん、捨ててもいいかな、この禁止。」
2日後、Mちゃんは
今までのように友達グループのLINEで
Kちゃんに話しかけるところから始めました。
私は、その行動力の早さに
嬉しくなる

と同時に
R
「Mちゃん。
Kちゃんのことも、
Mちゃんのことも、
許していいよ。
不倫したこと、許していいよー!」
と声を掛けると
Mちゃんは、とびきりの笑顔で
「うん、Ricoちゃん、ラクになった!」
と教えてくれました

これは、
あくまで
「友達同士の会話の中でも外せそう(なブロック)だなー」
とRicoが感じた場合のやり方で

本当にいまパニックの症状が出て、困っている方には
たっぷり時間を取って、
集中できる環境で、
みっちりカウンセリングをします

Mちゃんには、軽くしかしていない
「インナーチャイルドに話しかけるワーク」も
ガッツリやりますよ

今後、この
「みっちりバージョン」のセッションの様子も
ブログに書いていきますね

Ricoがカウンセリング勉強中、
よく友達をカウンセリングしたのですが

みんな反応は同じで…
えええ!?
カウンセリングって、
って
ティッシュ握りしめて
化粧ぐちゃぐちゃの顔で
憑き物が落ちたみたいにスッキリした表情で
よく言われました

「こんなに人前で泣いたの初めて」
っていう子も多かったな。
普段、感情、出せてないんだな。
みんな、どんどんラクになっちゃえばいい。
私は、そうおもいます
