こんにちは!エミです
あなたの周りには、
いつも
周囲に
身の上の不幸話を
してくる人はいますか?
「私、昔から
親に愛されていなくて…」
「私、小さい頃から
親にも『出来ない子だ』って
言われ続けていて…」
「私、駄目人間で、
親からも
見捨てられているんですよね」
など。
聞いているこっちが疲れてしまう。
そんな内容ばかり。
ちなみに
上記の言葉。
これらは全て、実際に
かつてエミが勤めていた会社で、
エミの先輩が発言していた言葉です。
その先輩は、
エミだけに限らず、
周囲の人たち皆に対して、
似たような発言を繰り返していました。
ある日のこと。
その先輩は、
いつも通り
自己否定の言葉と
過去の不幸話ばかりしてきたので、
エミは言いました。
「そういう話をして、
先輩は どうしたいんですか?」
「えっ?」と驚く先輩に
エミは こう続けました。
「先輩は、いつも周囲の人に、
自己否定と、
昔、不幸だったという話をしています。
周りに言ったところで
先輩の過去は変えられません。
そして、周りの人は
そんな話を聞いていても、
心地いいものではありません。
そういう話を
周りに言って、
先輩は どうしたいんですか?」
先輩は、「ゴメンね。」と言って
立ち去りました。
それ以来、先輩は
エミに対して
ネガティブな話をしなくなりました。
きっと先輩は、
自分の事を
受け入れてほしい
認めてほしい
親からもらえなかった愛情を
代わりに与えてほしい
エミや周囲の人達に、
そんな思いを抱き、
優しい言葉を求めていたのでしょう。
ただ、それは
他人から嫌われ、
距離を置かれる行為です。
セラピストやカウンセラーを目指す者として、
傷付いた人が
立ち直れるように
お手伝いがしたい。
私の気持ちに
偽りはありません。
だからこそエミは、
言うべき人に
言うべきことは
ハッキリ言います。
周囲に
身の上の不幸話をしても、
幸せには なれません。
本当に幸せな人って、
過去の辛かった経験すらも、
抱きしめて生きています。
その経験があったからこそ、
周囲の人の優しさと
目の前の幸せに
気付きやすくなれるのです。
先輩は、
会社に所属して、
エミと同じチームの一員として働いて、
飲み会だって呼ばれる存在。
決して
仲間外れに されていなかった。
確かに仕事の出来は、
はっきり言ってイマイチだった。
居眠りするし、愚痴る人だった。
それでも、
周囲のサポートを受けて、
日々の業務を乗り切っていた。
それって、充分
「愛されている」んです。
本人が
気付いていないだけでね。
本当に愛されていなかったら、
周囲から
サポートなんて受けられません。
飲み会も
「アイツは呼ばなくて良いよ」
って言われます。
愛情の反対は、無関心です。
「どーでもいい」です。
過去は、変えられない。
でも、未来は変えられる。
もし、あなた自身が、
周囲の人に
昔の不幸話をしていたら、
もう、やめましょう。
聞いている相手は
心地良くないから、
そのうち
あなたと距離を置くかもしれません。
あなたと接しているときは
同情するフリをするけど、
陰では、
あなたを笑い者にしている
かもしれません。
ロクな事ないです。
わざわざ
聞かれてもいないのに
周囲に過去の不幸話をするのは
今すぐやめましょう。
ちなみに
「過去の不幸話して、ゴメンナサイ」とか、
謝らなくて良いから。
もう、しなければ良いから。
もう、今すぐ やめよ。ね。
愛情って、
求めるものじゃない。
既に、あるの。
気付いていないだけでね。
以上、セラピストやカウンセラーを目指す
エミでした