「屋根裏」
埃だらけの小さな窓
空気は透明で宇宙の果てまで続く
静けさをかき混ぜるものは無い
割れた鏡に映すものは無い
辛いのなんか大丈夫
寂しくたって大丈夫
何年分の涙を溜めてきたんだ
何にも無い夜に閉じ込められた
溶けていきそうな闇が見つめているんだ
月灯りが通り過ぎた
昔のあのおもちゃ 壊れた時計
光が当たらないところには
化け物がいると思ってた
化け物は何もしなかった
君は何もせずにそこにいただけだ
流れなかった涙はどこへいくだろう
明けてしまった夜はどこへ消えた
返事は要らないさ 闇に問いかける
思い出が通り過ぎた
フクロウのオルゴール 曲がったプロペラ
どうってことないあれこれも
片付けないで取っといて
どうってことないさ大丈夫 大丈夫
何年分の涙を溜めてきたんだ
何にも無い夜に閉じ込められた
溶けていきそうな闇が見つめているんだ
月灯りが通り過ぎた
瞼の残像は ニセモノのオーロラ
屋根裏