こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森次です。

 

本日はお金の基礎の基礎。

『家計のやりくり術』と、お金が貯まる『家計の仕組み』のお話です。

 

子育て世代はとにかく忙しく、日々予測がつかないことの連続で、毎日家計のやりくりばかり考えてられないですよね?

 

3000世帯以上の子育て世代の家計を見させていただいた私の実感として、

家計簿をつけてしっかりと家計の収入と支出を把握し続けられるのは約1割程度とごくわずかの世帯のみです。

 

この人たちはもちろんそれなりの努力もしていますが、もともとまめだったり数字に強かったりというふうに、適正を持っている人たちです。

 

残りほとんどの世帯は、うまく家計をコントロールできず、日々の生活に追われながら、なんとかやりくりしています。

それでも、子供が大きくなるまでは、そこまで教育費にお金もかからず、児童手当や保育園の無償化など国の補助もあり、なんとかやっていけるかもせれません。

 

ところが、この時期に生涯にわたる家計の仕組みを作れなかった世帯要注意です!

子供が14歳以降ぐらいから徐々にしわ寄せがきて、気が付けば収支が逆転し、貯金は減っていき、何の準備もできない状態で老後を迎えるという恐怖のシナリオの可能性もあります。

 

 

本日お伝えするのは、そんな子育て世代のための簡単家計術です。

 

・収入ー支出=貯蓄からの脱却

・固定費と変動費の把握

・月々の家計を赤字にしない臨時財布の導入

・短期の財布と長期の財布をわける

 

 

 

収入ー支出=貯蓄からの脱却

ほとんどの家計は、給与などの収入が銀行に振り込まれたら、そこから光熱費や食費など月々の支出があり、残ったお金を貯金しようとしています。

 

ただ、このやり方だと中々お金は貯まりません。

 

まず、やらなければいけないのは、月々の支出が出る前に、貯金を取ってしまいましょう。

 

つまり、

収入ー支出=貯蓄

収入ー貯蓄=支出

とするのです。

 

これ、シンプルですがとても重要です。

 

ライフプランを作成し、老後や学費などの将来必要なぶんを先にどけてしまいます。そして残りでやりくりを考えるのです。

 

そもそもお金は今使うためにあります。

けれど、将来が不安で使えないのでは人生楽しくありません!

 

しっかりと今を生き、お金を使っていけるように、将来必要な分を計算して、先にどけておくのです。

 

つまり、今使えない財布を作ることで、今使える財布を把握し使いやすくするのです。

 

できれば仕組みを作るのがおすすめです

 

保険や投信、財形積み立てや定期預金など、自動的に毎月銀行引き落としや給与天引きで積み立てられていくような商品を選びましょう。

 

 

次に支出を切り分けていきます。

 

固定費と変動費の把握

固定費とは

例えば、住宅費、光熱費、通信費、教育費、奨学金、車ローン、習い事、小遣い、交通費、保険料など、毎月約一定額でていくものです。

正確には光熱費などは毎月変動しますが、大体、年間を通して平均いくらぐらいかを算出して固定費に計上していいと思います。

 

最初にお伝えした貯蓄をまず引いて、次にこの固定費を引きましょう。残りが変動費です。

 

そして、収入(手取り)―貯蓄=支出ですが、

その支出のうちの変動費を引き算で求めます。

 

つまり、

手取り収入―貯蓄―固定費=変動費

となります。

 

変動費とは、

食費、雑費。娯楽、使途不明金など毎月出る出費です。

 

ここは引き算で求めた方が自分でも気づかないようなリアルな数字が出てきますのでお勧めです。

 

 

次にやることは

 

 

月々の家計を赤字にしない臨時財布の導入

上の

手取り収入―貯蓄―固定費=変動費

を考えるうえで気をつけなくてはいけないポイントは、

 

「月々を赤字にしない」です。

 

よくあるのが、月々が少しずつ赤字で、ボーナスや児童手当のタイミングで補填する家計です。

この自転車操業的な家計は非常に危険ですので、今すぐ月々を赤字にしないように考えてみてください。

というのも、月々の食費など目に見えにくい出費が子供の成長とともにあがっていっても気づかなくなってしまうからです。

 

次に、月々赤字の家計にありがちなのが、臨時の出費を月々の財布から支出している家計です。

それだと当然赤字になります。

そして、赤字になっても今月は臨時の出費があったしなと言い訳をしてしまいます。

言い訳できないように、月々の支出はほぼ一定にしていきましょう。

そのために臨時出費用の財布を作るのです。

 

この財布には目安として生活費の3か月分ぐらいを常時入れておくようにしてください。

 

例えば100万円を臨時財布に入れておきます。

冠婚葬祭、家電の買い替え、旅行、病気など、単発で出ていく出費はすべてこの財布から出します。

そして、半年に一回、ボーナスでこの財布を100万円に戻してください。

残りのボーナスは、年払い関係の支払い(固定資産税、自動車税、年払い保険、住宅ローンボーナス払い、車検など)にまわします。

 

その残りは使っても大丈夫になりますよね。

 

こうすることで月々の支払いが安定します。

 

住宅購入費用の適正額、積み立てNISAやiDeCoなどの資産運用にいくらまわせるかなど、すべてはこの月々の余りを確認するところから始めて下さい。

今現時点で毎月赤字なのであれば、収入を増やすか支出を減らしてください。

例えば奥様が働きに出たり、携帯電話を格安に変えたりです。

あとは月払いの保険料を年払いにするのもお勧めです。

 

 

 

そして、最後にやってほしいのが、

 

短期の財布と長期の財布をわける

短期の財布というのは、

ここまで説明してきた、臨時の財布と、日々消費をする固定費や変動費を入れておく財布のことです。

日々出し入れが必要なので、短期の財布と名付けました。

流動性のある「銀行」になるかと思います。

 

そして、

長期の財布とは、将来の自分への仕送りです。

学費として子供のために使ってあげたり、定年時に住宅ローンを繰り上げ返済できる準備資金であったり、老後資金がこれらに当たります。

これらのお金は10年以上先にもっていくので、銀行金利と物価上昇を考えた時に、何もせず銀行に置いておくとどんどん価値が小さくなっていきます。

 

このあたりについては過去のブログに書いてあるのでこちらを参考にしてください。

『投資が必要な理由!?預貯金が損していくって本当!?』

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

子育て世代の方々は日々の生活に追われ、お金のことばかり考えてられません。

だからこそ「仕組みづくり」が必要です。

 

まずは、

将来必要なお金を「長期の財布」として収入から先に引いてしまって準備する。

残りでやりくりをする。

変動費を把握できるように、臨時の財布を作る。

です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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