The Orion

The Orion

ベテルギウスの赤とリゲルの青。

対称的な位置から2つの輝きで1つの星座を輝かせる。

暗い冬の夜空の道しるべ。

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夢をあきらめていくことが、

大人になるということなのだろうか。

幼い頃に憧れた、

テージの上のミュージシャンや、

スタジアムの中の野球選手、

雑誌の中のファッションモデルには、

もうなれないのか。

多くの子供が思い描く夢のほとんどは、

宝くじで大金が当たるくらいの確率でしか得られない、

環境や才能といったチャンスを必要とする。

輝いてるからこそ、憧れるのだが、

輝いているからこそ、その分の陰がある。

そういうことに気づき、ほとんどの子供は、

夢からうつつを見るようになり、妥協していく。


でも、人生は一度きり。


本当にそれで良いのか!?

少ない休日を楽しみに、やりがいの感じられない仕事に耐え、

尋常ではない量のストレスを抱えながら生きていく。

つまらない仕事の中でも、

なんとか自分なりのやりがいを感じられる部分を見つけ、

というか、無理矢理自分を納得させたりもする。

溜まったストレスは、仲間とマイクを握って歌声、

というか、叫びにしたり、

バットを握って、向かってくる白球にぶつけたりする。

そんな人生も良いかもしれない、なんて大人ぶったりもする。


でも、夢の叶え方は一つじゃなかった。


夢を叶え、大きなステージの上でギターをはじいている

ミュージシャンが教えてくれた。

「CDを100万枚売って、

武道館をいっぱいにするミュージシャンだけがプロ、じゃない。

何か別の仕事をしながら、

週末だけバーでピアノを弾いている人だって、

本人が思えばプロ。

夢の叶え方はいくつもあるんじゃないかな。

夢っていうのは、目標とは違う。

関わる人たちとどういう風になるか、

そういう大きな絵が、夢だと思うんだよね」


おれは、一度きりの人生を楽しみたい。


今まで出会ってきた大切な仲間たちと。

それぞれの輪の中でできる、

楽しいことを思いっきりやりたい。

守りの姿勢より、攻めの姿勢をとる方、きっとうまくいく。

小さなテニスの大会で優勝したときもそうだった。

小さなことで人間関係がこんがらがったときもそうだった。

とにかく攻めの姿勢で、自分から。


ココは、そのための第一歩になる。



The Orionのブログ-09,2 TokyoTower


by Rigel