最近、更新してなくてすいません。m(__)m
お詫びということで、今日から、このブログで、
小説を書こうと思います。
ってことで、今日からやります。
設定などはまたいずれ説明したいと思います。

シュライン-ワルツ《shrine-waltz》

Ⅰ:否鳴《expose the lie of the world》

「あれ…?」
輝栄・悠(きえい・ゆう):15歳・高校1年生・趣味は知恵の輪などのパズル全般を解くこと、好きなモノは紅茶・マカロンなどお菓子、嫌いな物は初対面で馴れ馴れしくしてくる奴…は困り果てていた。
「どうして家電売り場に…?食料品売り場じゃないのか…?」
そう迷っていたのだ。彼は先月できた、ショッピング・センターに来ていた。いつもなら家に近くのコンビニで済ませるが、今日はどうしてもショッピング・センターに行かなければならない理由があった。それは…
「紅茶の茶葉、早く買わないと…」
そう、紅茶のストックが無くなったのだ。今まではネットで頼んでいたが、ショッピング・センターに紅茶専門店があると聞き、入学して1ヶ月立つ学校の帰りに寄ってみたのだ。
「しかし…本当に迷っちゃったな。いつもはこんなことないのに…」
彼は特段方向音痴ではない、しかし初めての環境では人間は普段なら考えられないことを起こすものである。悠は一時間ぐらいこんな風に歩き回っていた。今はなぜか家電売り場のテレビのコーナーに来ていた。目の前では、大小様々なテレビが様々な番組を写している。ただ歩きまわってもまた迷うだけなので、それを眺めながら次の行動を考えていた。その時、
「き、あぁぁあぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――」
女性の悲鳴のようなものが鳴り響いた。悠も他の人々も悲鳴がした方向へ向いた。しかし、悠はなにか違和感を感じ、テレビに視線を戻した。そこには
―――自分が写っていた。
一台だけでなくすべてのテレビが彼の姿を写していた。しかし他の人々はそれに気づかない、気づくはずもない。なぜなら、もともと悠以外には誰もいなかったのだから。
「え…なんで…?」
彼の心を違和感は確実に蝕んでいった。なぜ自分が写っているのか、なぜ今さっきまでいた人々は消えたのか…
違和感…
違和感…
違和感違和感違和感違和感違和感…
違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感…
違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感違和感…
違和感は恐怖に変わっていく。異様なものをすぐに受け入れられるほど人間はタフではない。
コワイ…
怖い…
コワイ怖い恐い…
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い恐い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…
彼の目は揺れる、彼の足は震える、彼は止められない。
そして悠は我に返る。今は悲鳴のした方に行かないと…そう思った。そうしたらこの現実離れした馬鹿げたことからも逃げられるだろうから…そんな気もしていた。そして彼は悲鳴のした方へ向かう。まだ、悲鳴がしてからはそう時間が立っていない。誰かが致命傷を負っていてもまだ助けられるかも…そうやって今、体験したことを記憶の隅に押しやっていった。
「はぁはぁ」
しかしいくら走っても、あの強烈な情景は目に焼き付き、消えない。しかし今は悲鳴がした方へ向かう。なぜか足が止まらないのだ。まるで引きこまれているかのように。そして意識は薄れていく。まるで誰かに操られているかのように…

                                          つづく

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