天井を決めず貪欲に
今週の土曜日は本当に久しぶりのスタジオ。
初めて会う方たちとカバー曲を演奏することになっています。
カバーするのはELLEGARDEN‼️
このジャンルの音楽はあまり聴いたことがなくて、今回バンドで演奏するってことになって聴いてみたんですけど。
カッコいいね‼️
なんていうかこれぞバンドサウンド‼️みたいな重厚なギターとリズム隊。
ボーカルもいい声だし何より楽曲がポップだ！
こういうポップ・パンク？パワー・ポップ？エモ？みたいなジャンルって本当にちゃんと聴いたことがなくて。
僕のイメージだとWeezerとかジミー・イート・ワールドとか？
高校の頃周りはみんなハイスタ聴いてたんですけど僕はまったくハマらなくて。（ハイスタはメロコアか）
なんかパワーコードで押し切る感とかズッタッズッタッていうリズムが当時の僕にはあまりしっくりこなくて。
「これは俺の音楽じゃない」みたいに思えてしまって、そのせいで長らくこのような音楽は聴いてこなかったんですよね。
そんなわけでELLEGARDENは名前は知っていたんですけどしっかり聴いたことはなくて。
ただ彼らの「SPACE SONIC」という曲は昔聴いてかっこいいなと思ってました。
それが今回カバーしようと聴いてみたら、なんか普通にポップでかっこいいと感じました。
むしろ今は好きです😘
でまぁ当然のごとくこのジャンルのギターはほぼ通っていないので、カバーするにあたって新鮮なテクニックが満載。
ブリッジミュートの音の気持ち良さとか、ギターソロの方法論とか、16分のアルペジオとか、開放弦を使用したフレージングとか、簡易コードとか、とにかくあらゆることが新鮮‼️
長年ギターを弾いているけどまだまだ自分が手つかずの部分って死ぬほどあるって思いました。
手つかずが故にコピーするのが難しくてまだ指がちゃんと弾けない部分もあるんですけど、とにかく新しいことが楽しくて仕方ない‼️
本当ギターをはじめたばかりの頃のようにコピーするのが楽しくて楽しくて、気がつけば夜中の１時とかまでギター弾いている毎日‥。
寝不足の日々‥🥱
新たなジャンルに挑戦したことで自分のギターの未熟さを痛感するとともに、次第に弾けるようになっていく楽しさを感じています。
やっぱり弾けるようになるって楽しいですね。
昔に比べてギターに対してすごく貪欲になっている気がします。
新しいテクニックを覚えたいとか、方法論を身に付けたいとか、引き出しを増やしたいとか、運指を練習したいとか、そういった欲望が尽きません。
昔は「これだけ弾けれはいいかな」みたいに「ある程度」のところで満足していました。
自分で勝手に天井を設定してその高さの中でギターを楽しむみたいな。
それはそれで楽かったんですけど、今考えるとそれって自分のギターの成長の可能性を放棄することだったなぁと思うんですよね。
ひょっとしたら若さ故の傲慢さがそうさせていたのかもしれません。
ここ数年、余計なプライドを持つことや虚勢を張るみたいなことをやめて等身大の自分を見つめることを続けています。
余計なプライドが剥がれたりしてくると自然とこう、ナチュラルな自分として生きるのに違和感がなくなってくるので自分の「できないこと」を素直に認められるようになります。
ギターに対してもそうで、自分のギターの現在地をしっかり認識できるようになるんですよね。
成長する時に現在地をきちんと認識しておくことはとても大切で、「自分は何ができて何ができない」と分かっていないと目標に向かって真っ直ぐに進めなくなります。
だから今の自分はそういう意味でかなり純粋にギターを追求している‥みたいな感覚があります。
とにかく今週末のスタジオが楽しみです‼️
しっかり練習しないと‼️
久しぶりにコイツの出番だぜ。
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