ここ数ヶ月、まったくギターに触らないという日々が続いていました。
ギタリストなのに、まったくギターを弾きたいと思えない日々‥。
大好きなはずのギターなのに、弾くどころか触りもしない日々‥。
「こんな風に弾かなくなっていってしまうのだろうか‥」
なんてぼんやりと考えたりしとりました。
先日、遅ればせながらコロナに感染しまして。
数日間、熱やら喉の痛みやらに苦しんだ挙句、気がつけば右手が知らず知らずのうちにギターを弾く真似をしていました。
つまり、「あーなんかギター弾きたいなぁ」と少しずつまた感じ始めたのです。
僕のお気に入りの赤いギター。
ギターのボディにちょっぴり傷をつけてしまったんだけど、そのショックから少しずつ立ち直り
「まぁ、俺のギターなんだからそりゃ傷くらいつくわなぁ」
と妙に納得できるようになってきました。
それと同時に、久しぶりにギターを弾いてみました。
エフェクターに接続して、ギターの音を確認しながら。
以前はアンプに直接繋いで、ギター本来のオーガニックな音を楽しんでいました。
ギター本来の音と自分のテクニックをしっかり確立しないと‥と思っていたからなのですが。
最近はエフェクターに接続して、もう少しギターの「世界観」を楽しんでいます。
少し前の僕は、ジョン・スクワイアやアベフトシ、若い頃のエリック・クラプトンやジミー・ペイジとかの、いわゆる「ギタリスト」の影響が強かったんですね。
それはつまり、バンドのギタリストですね。
だけどここ数ヶ月、ギターを弾かない期間に聴いた音楽、Mansur Brownのような「世界観」を持ったギターがすごくいいなぁと思いまして。
バンドのギターというより、ギタリスト個人のギターといった「世界観」がグッとくるなぁと。
先に書いたジョン・スクワイアやアベフトシは僕の永遠のギター・ヒーローだから今も大好きで、この先も決して揺らぐことはないのだけど。
そこにプラスして
ギター一本で自分の世界観を表現できるギターを弾きたいなぁ
と考えるようになりました。
ギター一本なのに、ボーカルやベース、ドラムが聞こえてくるようなイメージ。
チェット・アトキンスのロック・ギター・バージョンのイメージ。
なのでそれに向けて、またギターを引き続けていこうと思います。
音楽とギターと家族を愛する男のインターネットショップ
the nontarou records
ではオリジナル楽曲、音楽を感じさせるペンダント & キーホルダー、貿易相談等の商品を販売しております。
音楽好き、ミュージシャン、アーティスト、お洒落さん、パパ、ママ、サラリーマンの方々のご来店を心よりお待ちしております。