2021年10月29日金曜日
YOKOHAMA CITY MUSIC 主催のライブに出演します!
場所は横浜ビブレ前の niigo ひろば特設ステージで開催されます。
持ち時間は20分で、僕の他にも様々なアーティストが出演します。
出演時間は分かり次第アップします。
お近くの方は是非観に来てね!
今だから分かることってある。
昔の僕は満足していなかったんだろうな。
昔っていうのは僕が当時勤めていた会社を辞めてミュージシャンを始めた頃のこと。
僕はまだ20代の頃、音楽で成功したくて頑張ってた。
だけど諸事情あってそれを断念してサラリーマンをする道を選んだ。
だから僕の中にはずっと不完全燃焼のままの音楽への夢があった。
いやいや、それ以前に。
僕は音楽を、もっと言えば、自分のやりたい音楽をとことんやってこなかった。
自分のやりたい音楽というのは僕がもっとも影響を受けたUKロックのような音楽。
それをとことん飽きるまでやってこなかった。
バンドをしていた頃、自分の音楽をとことん貫けなかった。
というわけでミュージシャンを始めた頃の僕は「とことん自分の音楽をやり尽くしてやる!」と心に決めて活動を始めた。
大好きなUKロックみたいな音楽をとことんやってやろうと思ったのだ。
それは今の時代の音楽の流れとは決して合わなかったと思うけど、当時の僕にはそんなことは関係なかった。
とにかく過去の消化不良を解消したかったのだ。
僕は「Dolphin」と名乗り、人生で初めて本気の自分の声で歌い楽曲を発表していった。
それを続け2年半くらい経った頃に僕の中にこんな感情が起こった。
「もういいかな。」
多分満足したんだろう。
もちろんUKロックは大好きだったし今でもめちゃくちゃ好きだけど、それとは別に自分でそういう音楽を作り続けることに飽きたような感じだ。
そうすると不思議なことにそれまでの僕の中にあったこじれた感情にも飽きてしまって、少しずつフラットに世界を捉えられるようになっていった。
怒りとか拗ねとかひがみとか、そういうひねた感情から少しずつ自分が解放されていくイメージかな。
他のミュージシャンを尊敬を持って見ることができるようになると同時に、周りの人を肯定的に捉えることができるようになった。
作る曲も少しずつUKロックっぽいものから解放されていった気がする。
新曲の「サルの王国と盗む者たち」は全然UKロックっぽくない。(と、自分では思っている。)
UKロックみたいな音楽をめちゃくちゃやりたかったが故の呪縛みたいなものが自分にはかかっていて、それがようやく解けてきた感じ。
これを呪縛というのはちょっと違うかもしれないけど、とにかくようやく僕はそこから解放されてきた。
そうすると本当の意味で「自分の音」みたいなのが自分の中にあるのが分かってきた。
メロディだったり、ギターのフレーズだったり、そういった「自分の音」は全然UKロックっぽくなくて結構びっくりする。
そしてそういうメロディやギターのフレーズの「自分の音」を結構好きな僕がいる。
今いる世界は多分、「Dolphin」として昔僕がやりたかった音楽をとことんやりまくったおかげでたどり着くことができた世界だろう。
「Dolphin」をやっていなかったら絶対こんな風に思うことはできなかった。
僕は少し前から、本名のNozomi Watanabe を使いギタリストとして活動している。
並行している「Dolphin」名義での活動は次のCDの発表を持って終わりにしようと思っている。
やりたかったことをとことん飽きるまでやれた「Dolphin」という活動は素晴らしい経験だったなと思う。
「Dolphin」の楽曲はインターネットショップthe nontarou records よりご購入いただけます。
音楽レーベル
the nontarou records
では、オリジナルCD、マスクスプレー、バスソルト、貿易相談など「こだわりをもって日常を楽しむ」をテーマにした商品を扱っています。
minneとSTORESとBASEで展開しています。
音楽を作ったり、ギターを弾いたり、ライブをしたり、インタビュー動画を作ったりしてます。
the nontarou records YouTube チャンネル
好きな食べ物はお寿司とピザとステーキと、金子のラーメンというお子様嗜好。
嫌いな食べ物はブロッコリーと辛すぎるもの、甘味料の入っているコーラ。
好きなものは開き直って夜鳴くセミ。
嫌いなものは好きじゃないもの、特にG。
好きな音楽は
thee michelle gun elephant、Mr.Children、エレファント・カシマシ、official 髭男 dism、星野源、Perfume、BLANKEY JET CITY、スピッツ、WINO、くるり、BONNIE PINK、TRICERATOPS、GRAPEVINE、岡村靖幸、THE STONE ROSES、OASIS、The Charlatans、Teenage Fanclub、NEW MASTER SOUNDS、Little Barrie、THE BEATLES、Sly & the Family Stone、CREAM、LED ZEPPELIN、Glim Spanky(随時更新)