オレ、「Dolphin」の楽曲「Messages」のPVがいよいよ公開される。





公開日は、2021年2月20日から!



YouTube の the nontarou records チャンネルにて公開します!




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オレは2年前、当時の会社を辞めてミュージシャンを始めて、その過程で色々あって、今はサラリーマンもしつつ、音楽を作ってる。



今回、自分の楽曲「Messages」のPVの公開に漕ぎ着けたわけだけど。








ここでオレの話を1つ。



オレね。



今回PVを自分で作って公開するってなった時、



あ〜、これで夢がまた1つ叶ったなぁ〜!



って思った。






思えば、当時の会社を辞めてからのこの2年間、オレは自分の夢を1つ1つ叶えてきたように思うんだ。





いつの頃からの夢かってさ。



20代の後半にかけてオレが描いていた夢。



ロック・ミュージシャンになりたい



って夢。






オレね、高校からエレキギターを始めてさ。



大学入って、初めてオリジナル曲を演奏するバンドを組んだんだよ。



それまでオレが、自分の部屋でコツコツためた音楽のアイディアを、バンドのメンバーと一緒に初めて曲にしたんだ。



どこの、どんなバンドもまだ演奏したことのない、自分達だけがその演奏をできる、自分達だけの特別な曲。



オリジナル曲のバンドを組んで、初めて自分の曲をバンドで演奏した時のあの感覚。



あの感動。



自分の音楽の世界が、自分から外に解き放たれるイメージ。



あの時のことを、あの感触を今でもハッキリ覚えてる。



初めて自分の曲をバンドで演奏した時、本当は泣きそうになってたんだ。



そして、その時からずっと、オレは



ロック・ミュージシャンになりたい



って思ってる。



音楽とロックに、オレのすべてを捧げても構わない



本気でそう思ったんだ。



だから、大学時代は勉強なんかそっちのけでずっとバンドしていたし、卒業した後も就活せずにフリーターでバンド活動したよ。



だってオレにとってはそれが就活だったから。



いつか自分のバンドのCDを出して、全国ライブをして、ミュージック・ステーションにでて、メディアに引っ張りだこになる超人気ロック・バンドになる。



そんな未来を夢見て、毎日毎日ギターを弾いて、バンドで練習して、赤字のライブも散々やった。














でも、ダメだった。






全然、売れなかった。






自分が思い描いた未来とは程遠いところで、ずっとオレはもがいた。



それでそのうちバンド内の関係もギクシャクしてきて、信じてたバンド・マジックも無くなっちゃって。



それで解散。



よくある売れないバンドの物語よ。







でまあ、みんなと同じように就職して、結婚して、子どもが生まれて。



気がついたらオレはもう40歳を目前にしたいい歳になっちゃってて。



会社で仕事をして、家に帰って家族と過ごす。



週末は買い物に出かけたり、子どもと遊んだり。



そんなささやかで幸せな毎日を過ごしていましたよ。



でもね



ロック・ミュージシャンになりたい



そんな夢が、36歳になったその時も、まだ心のどこかに消えずに残ってたんだろうね。






だから、人生のどん詰まりに直面した36歳のあの時、



どうせ現実から逃げるんだったら、ミュージシャンになりたいっていう自分の夢を、徹底的に追っかけてやる!



って思ったんだ。






先にオレが書いた、20代の頃のオレが思い描き、実現できなかった夢の中の1つ、



ロック・ミュージシャンとしてCDを発表したい



そんな夢を、この2年間をかけて確実に実現してあげたんだ。



夢を描いていた当時のオレを、満足させてやりたかったんだ。






今回のPVの件もそう。



当時のオレが描いた夢の中の1つを、今のオレが実現してあげたんだ。





だから、



あ〜、これで夢がまた1つ叶ったなぁ〜!



って思うの。





でさ。



2年前、現実から逃げるようにしてやけっぱちのクソ度胸からミュージシャンをやり始めたんだけど。



その時、気づいたことがあったんだよね。



あれ?



別に、



有名にならなくても、



誰かに認められなくても、



誰かに見つけたもらわなくても、



自分の音楽CDって作れるじゃん!って。






それまでのオレはさ



CD出せたり、PV作ったり、ブログで自分のこと発信したり、そういうのは一部の才能ある限られた人間だけができること



そんな風に思ってた。



バンド活動していた頃、オレは色々なレコード会社にCD送ったり、ライブを沢山したり、とにかく「その道」の音楽関係者に見つけてもらおうとしてた。



誰かに「才能」を認めてもらって、見つけてもらって、有名にならないと、CD作ったり、PV作ったりなんかできないって信じていたから。



だから、誰にも見つけてもらえなかった自分は、「才能」の無いパンピーと同じだったってことにして、生きていく道を選んだ。





でもそうじゃない。





自分の夢を実現するっていうのは、



誰かに認められて、見つけられて、有名になるとか



「才能」があるとかないとか



そういうのとは全然関係ないことなんだよね。






そういうのってさ、夢の実現の「付属的」な要素であって、別にそういうのと関係なく自分の夢って叶えられるんだよね。





その証拠に



オレは別に有名人じゃないし、「才能」があるかどうかも正直分からないけど



CDを何枚も出したし、PVも作った。



20代の頃オレが抱いていた夢は、この2年間に現実のものとなったんだ。



それだけじゃなく、オレはPVまで作って、世界に公開しようとしている。






誰かに認められ、見つけられ、有名になりたい



とか



「才能」が欲しい



っていうのは、掘り下げてみると実は表面的な夢でしかないんだよね。



つまりさ、



誰かに認められて、見つけられて、有名になって、じゃあ結局何がしたいの?



「才能」があったとして、じゃあ何がしたいの?






オレの場合、自分のCDを出して、PV作って、自分を世界に向けて表現したかったの。



パパとか、会社員とか、大人とか、そういう無味無臭の透明な存在じゃなくて、



渡辺望っていうクセの強いオレ



を世界に向けて発信したかったのよ。



そして今、オレはそれができてるのよ。



別に有名人じゃないし、「才能」もよく分からないんだけど、なんかCD作って発表したし、PVも作って公開しようとしてる。



自分の夢を、叶えられてるのよ!





誰が何と言おうと、それが現実で、すべてなんだよ!



「え〜だって、全部自分でやったんでしょ〜?できて当たり前じゃん?」



って思う?












そうなの!


当たり前なの!


自分でやりたくてやって、それができてる!



当たり前なのよ!



分かるかな?



みんなさ、自分の夢を「付属品」を取っ払って見てみたらさ



自分で行動すれば叶ってしまうくらいシンプルなもの



だったりするのよ!



つまり、夢を実現するのが困難にみえる理由は、夢に付随する余計な「付属品」のせいであり、その「付属品」のせいで一見夢の実現は難しく見えるけど、実はそんなことないんだよ!







オレがすごくたいそうなことを言ってるように思う?



実際にCDも出したし、PVも作った。



そんな「結果」を出したオレが言っていることだから、自分には当てはまらないって思ってる?



そんなことはないんだな、コレが。



だって、



たったの2年前まで、オレも君と同じそこにいたんだから。



夢なんか叶わなくて当たり前‥みたいに思ってたんだから。



まさか自分がミュージシャンとしてCD出したり、PV作ったり、つまり、20代の頃に思い描いた夢をたった2年の間に実現できるなんて思いもしなかった。



だって、オレは2年前まで「ただの」パンピーのリーマンだったんだから。



ということは、よ。



今、何もしていない君でも、今から始めたら2年後にはオレみたいになれるってことだ。



オレみたいに、自分の夢を実現できるってことだ。



これって、凄くないか?ってオレは思う。



希望が持てないか?



だってオレ、別にそこまで特殊な人間じゃないよ?



誰かに認められたり、見つけられたりした訳じゃないし、「才能」も、よく分からない。(自分じゃ「才能」あると思うけど!)



だからさ、オレのPVを見て



オレにもできる!



ワタシにもできる!



って感じてくれたら、めっちゃ嬉しい!



オレを見て、未来の自分だって希望を持ってもらえたらめっちゃ嬉しい!



今回のPV公開を通して、そんなMessage を伝えられたらって思うよ!