クラウドファンディングで企画した自分の音楽PVを制作しています。






音楽っていいなぁって思うこと。



それは音楽というのは、それを聴いていた当時の心境も一緒に真空パックしてくれるってことだ。



音楽を聴くとその時の思い出がよみがってきて、またその当時のことを思い出して再体験することができる。



それは楽しかった思い出ばかりではなく、時には辛く苦しかった時期の思い出だったりもするけど、それをひっくるめても良いものだと俺は思う。






PV制作中の楽曲、「Messages」を聴くと、俺も当時のことを思い出す。






あの時、拗ねていた自分。



無駄にツッパって、一人でなんでもできるって強がっていた自分。



いつも自分の外の世界に対して鉄壁のガードを築いて、傷つけられたらいつでも噛みつき返してやろうと身構え、身をこわばらせていた。






そんな俺にとって、クラウドファンディングを支援者してくれた人たちの気持ちが、どれほど温かいものだったか。



まるで、こわばっていた俺に向かって、優しく肩をまわして、



「大丈夫だよ。応援するよ。」



と言ってもらっているような経験だった。



それは、俺がどんなヤツで、どんな考えを持っていようが



望のことを応援するよ



のんちゃんのことを応援するよ



渡辺のことを応援するよ



そんな風に言ってもらっているように思えた。



そんなみんなからのメッセージは、こわばった身体の緊張を解いてくれるようなものだった。



安心。



そんな言葉が近いかもしれない。



俺が、どんな人間で、何を考えて、言っていようが、そういう部分を超越したところで俺という人間を世界が「許して」くれるという感覚。



ホッとできるような感覚。






それはすべて、クラウドファンディングを応援してくれたみんなからいただいた、すごく温かいエネルギーの感触だ。






人って、色々な場面で傷つき、時にはもうだめだと思う時すらある。



でも



そんな状況でも



必ず誰かは力を貸してくれる。



それならば、その差し伸べた手を握り返す勇気を持たなきゃ。



それは、人に甘えるということではない。



その人の気持ちを全身で受け止めて、エネルギーをもらうことだ。



差し伸べた手を突っぱねることより、よほど勇気のいることだ。



あの時、クラウドファンディングを応援してくれたみんなの手を握り返して、エネルギーをもらえたからこそ、今の俺がいる。



「Messages」を聴くと、そんな当時の状況を思い出すことができる。



それは俺にとって、とても大切な経験。



だからそのお返しとして、「Messages」がみんなの心に響いてくれたらいいな、と思う。



「Messages」は手を差し伸べた人と、その手を握り返した人との間のストーリーを描いた楽曲だ。



きっと、誰にでも一度はあるような大切な思い出。



PVはもうすぐ完成。



早くみんなのもとに届けたいです。






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