11月20日発売の雑誌、「天然生活」2021年1月号に妻の作品が掲載されました。





「天然生活」は、セレクトされた素敵な作品が掲載されているだけでなく、生活を楽しむための方法が沢山掲載されている雑誌で、多分女性誌なんだろうけど男の俺が読んでも、とても面白い。





妻の作品は96ページに掲載されておりますです。






素敵だ‥。



どうやったらこんな作品を作ることができるのだろう?



妻の頭の中の世界観を見てみたい。






音楽でもそうなんだけど、絵とか小説とか、素晴らしい作品っていうのは触れた瞬間に



パッ



って風景が浮かんでくる。



俺の場合、音楽だとPVみたいな情景。



映画のワンシーンみたいに、本当に「パッ」と頭の中に浮かんでくる。



きっと、



その作品が持つ世界観が溢れ出して、聴く人や観る人に届くからなんじゃないかな‥



とかカッコつけたことを思ったりする。



妻の作品もそれだ。



素敵だからもう一回載せておこう。






は〜、綺麗ね〜。



俺が「パッ」と思い浮かんだ情景。



それは、雪国の冬。



夜の風景。







秋田県の田舎町。



真夜中までずーっと自分の部屋にこもってギターを弾いている高校生がいる。



ちょっと一服しようと窓を少しだけ開けて、タバコに火をつける。



部屋の電気は暗くして。



外は信じられないくらい寒くて、窓やベランダには吹き付けられた雪がペンキを散らしたようについている。



時間は真夜中の2時くらい。



すぐ近くの通りの街灯が、ひとっこひとりいない道路を照らしている。



道に積もった雪に街灯が反射して、真夜中なのに空がとても明るく見える。



風は無くて、空からは静かに雪が降り続けている。



それが余計に静かな風景を強調する。



遠くからかすかに、除雪車が雪を道端にかき分けて進んでいく音が聞こえる。



俺はそんな静かな真夜中の風景に向かって、タバコの煙をそっとはいてみる。



白いタバコの煙が、白と黒で色付けされた真夜中の空に溶けていきとても綺麗だ。



まるで、今この世界には自分一人だけしかいないような感覚になり、そしてそれは悪くない。



静かな冬の夜を、タバコの火の灯りだけがそっと照らす。






こんな情景が思い浮かぶ。



なぜだろう?



妻は熊本出身で雪国の冬をそれほど知ってるわけじゃない。



タバコだって吸わないし。



もちろんギターを弾いて夜更かしなんて経験もないはずだ。



じゃあなんで?



なんで妻の作品は、俺にこんな風な情景を思い起こさせる?






きっとね、



自分に集中する



っていう気持ちが込められているからじゃないかしら。



誰の侵害も受けない、自分だけの世界観の構築。



誰かのイメージじゃなくて、自分の心の中から自然に湧き上がるイメージ。



そのイメージが、自分を満たしてくれることを妻の作品は許してくれる。



自分だけの世界観に浸ることについて



それでいいんだよ



ってそっと声をかけてくれる。



妻の作品、写真のキャンドルホルダーはそんな優しくて芯のある作品だ。



実際にキャンドルを入れて灯してみてほしい。



きっとあなたの中にある



あなただけの特別な世界



に出会うことができるはず。



妻の作品は



インターネットショップの



はじまりはじまり堂



からお買い求めください。




きっとあなただけの素敵な作品に出会えるはずです。