長年に渡ってギターと付き合ってきた経験から、ついにギターレッスンを始めました。
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というわけで、ギターの上達法…というか、楽しみ方を人生にからめて書いていきたいと思う。
ギターを長く弾いていると、当然自分より上手な人に出会うことがある。
俺の場合、まずは大学時代に出会ったメタル好きのK君。
驚くべき速弾きテクニックを惜しげもなく披露し、いかに速く弾けるか?を目指しストイックにギターに取り組んでいた。
あまりの速さに、俺笑っちゃったよ。
数年後、学校で出会った時はギターよりも、メタルのヘッド・スパンキングに力を入れているようだったな‥。
次に社会人になって出会ったK君。(同じイニシャルだけど別人よ)
専門はアコギで、まさに「お手本」と言うべき正しいギタースタイルで流れるような美しいギターを披露してくれた。
あれは、感服したな。
素直に、すげ〜!って思った。
さてさて。
ギターを弾いていく中で、絶対にこうした方が良い!ということがあるのと同じで、
絶対にやってはいけない!
ということもある。
それは
自分のギターを人と比べること。
これをやり始めると、もう途端にギターがつまらなくなっちゃう。
人と比較して、
あいつはこれが弾けるのに、俺はこれが弾けない…
こんな劣等感を抱えてしまうと最悪。
だがこれは、ギターを弾ていれば必ず直面する問題であり、これを「思わないようにしろ!」というのは結構難しい。
だって、ギターは明確に「弾ける」「弾けない」が分かる楽器だからね。
おそらく、自分のギターを人と比べたことがない人なんていないんじゃないかな。
俺だって最初のころはそういうことをしていたよ。
人より上手に弾こうとしてみたり、逆に相手が上手で負けた気になっていたり…。
でもね
長くギターを弾いている者として言いたいのは
ある程度ギターが弾けるようになると、そういうことは割とどうでもよくなる
ってこと。
そういう部分にフォーカスしてギターを弾くよりは、
自分のギターがいかにカッコ良く弾けているか
にフォーカスするようになるんだな。
究極的に言えば
自分のギターにしか集中していないという状態
ね。
この状態になると、自分より上手なギタリストに出会っても、その人の粗探しをしたり、張り合おうとしたりせず
素直に
すげーな。なるほど、こういうギターもあるんだな。
と、相手のギターを尊敬の念を持って聴くことができるようになる。
むやみ自分のギターと比較しなくなる。
先に書いた、俺が出会った2人の素晴らしいギタリストに対してもそうだ。
正直、出会った当時は張ろうとしていた自分があた。あ、いた。笑
でもその頃には俺のギターの世界観が少しずつ出来上がっていたから、すぐに意識したり比較することはなくなった。
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2019年4月出演ラジオはこちらから。