長年に渡ってギターと付き合ってきた経験から、ついにギターレッスンを始めました。

 

 

 

https://thenontarou.stores.jp/items/5f51f2848b9c6224e226a65f

 

 

 


こちらはmikke版です。

 

 


https://mikke-music.jp/teacher/d/99da30e233908f7c3b747d6d76a86252/

 

 




というわけで、ギターの上達法…というか、楽しみ方を人生にからめて書いていきたいと思う。
 


さて、今日は
 
 
 
それで?
 
 
 
というギターについて書こうかな。
 
 
 
まず、俺は言いたい。
 
 
 
まんべんなく上手くなろうとするな!
 
 
 
と。
 
 
 
ギターを長く弾いていると、ある問題にぶち当たる時が必ずくる。
 
 
 
それは、
 
 
 
どうやっても、この曲が弾けねえ!!
 
 
 
という問題。
 
 
 
例えば、弾きたい曲のフレーズがめちゃくちゃ速弾きのものだったり、コードが物理的に(指の長さの問題で)押さえられない、などがそれにあたる。
 
 
 
この問題にぶつかって、「できない」にフォーカスすると自分の中の「できない」ポイントが加算されてしまい、このポイントが溜まるにつれてどんどんギターはつまらなくなる。
 
 
 
 
 
 
 
そこで、この問題にぶつかった時にはこう考えてみてほしい。
 
 
 
このフレーズが弾けないことで
 
 
 
このコードが押さえられないことで
 
 
 
この「何か」が「できない」ことで
 
 
 
今後ギターを弾いていくうえで問題があるか?
 
 
 
 
 
 
 
おそらくまったく問題ないんじゃないかな?
 
 
 
ほとんど大抵のギターフレーズ、ギターコードは、ギターを弾いてきた時間に比例して必ず弾いたり押さえたりできるようになる。
 
 
 
そういう風になっている。
 
 
 
逆に、いくらやってもできないフレーズやコードは、ギターの基本的な技術には存在しない。
 
 
 
そして大抵の曲は、この基本的な技術さえマスターしていれば弾くことができる。
 
 
 
だから、特殊なフレーズやコードを弾けなかったことで「できない」にフォーカスし、カウントするのは完全に間違っているのよ。
 
 
 
しかし、多くの人がこの間違いに陥りやすい‥。
 
 
 
そして、どんどんギター熱が冷めていってしまう。
 
 
 
何回も何回も何回も言うけど、ギターは楽しんで弾く楽器だよ。
 
 
 
楽しみの一つとして、自分の「できる」ことにフォーカスするのは良いこと。
 
 
 
しかし、「できる」ポイントをカウントすることだけが目的になってしまったり、逆に「できない」ポイントをカウントしてしまうのは完全に間違っている。
 
 
 
じゃあなぜ多くの人がこの間違いに陥りやすいのか?
 
 
 
答えはとてもシンプル。
 
 
 
何でも弾けることが良いことだと思っているから
 
 
 
だ。
 
 
 
ハッキリ言うけど、何でも弾けるということは、自ら自分のギターの特色を慣らして、凡庸にするだけ。
 
 
 
そういうギターを聴いても、「凄い!」とは思うが、その後に出てくるのは
 
 
 
で?
 
 
 
だよ。
 
 
 
凄いけど‥だから?
 
 
 
だよ。
 
 
 
俺は、ギターのカッコ良さというのはその人の弾くギターの凸凹から感じるものだと思っているんだけど。
 
 
 
この凸凹は、千鳥で言うところの「クセ」ね。
 
 
 
クセが強い!
 
 
 
となればなるほど、その人のギターはカッコ良さを増していくと考えている。
 
 
 
あれもこれもまんべんなく弾けることは、この世にあるほとんどの楽曲を弾けるということだから一見とても良いことのように見えるけど‥。
 
 
 
でも、考えてみてよ。
 
 
 
この世に、「この曲が弾きたい!」と思う曲が一体どのくらいある?
 
 
 
この世の中のすべての曲の中で、「これが弾きたい!」と思う曲なんて限られた数でしょ?
 
 
 
なのに、みんなその曲を弾くためには不必要な技術の習得に時間をかけて、それで「できた」「できない」をカウントしているじゃん?
 
 
 
「弾きたい曲」を弾ければ楽しいはずなのに、なぜわざわざまんべんなくすべて弾けるようになろうとするんだろう?
 
 
 
そんなのって、おかしい。
 
 
 
ギターの楽しみ方から脱線しまくっている。
 
 
 
でもまあ、仕方ない。
 
 
 
だって、学校でずっとそうやって教わってきたもんね。
 
 
 
苦手科目をなくし、すべてまんべんなくできるようになりましょうって教わってきたもんね。
 
 
 
今はどう?
 
 
 
その教育内容って役に立った?
 
 
 
1000年も前の人物の名前を覚えたことや、微分積分のやり方や、漢文の読み方を覚えたことが、試験の時以外で役にたったことがあるかい?
 
 
 
せいぜい、人に自分の「まんべんない知識」をひけらかす時に役に立ったくらいじゃない?
 
 
 
そしてそういう時、ひらかした相手から受ける反応は
 
 
 
色々知っていて凄いねぇ。‥で?
 
 
 
だ。
 
 
 
 
 
 
 
ギターは、学校のお勉強じゃない。
 
 
 
自分の「できる」「できない」をカウントする競技じゃない。
 
 
 
「まんべんなく」を目指す行為じゃない。
 
 
 
とにかく
 
 
 
うひょー!超面白れー!
 
 
 
と弾くものだ。
 
 
 
ギターを弾いていく中で、弾けなく曲がでてくるのは当たり前。
 
 
 
だからといって、その曲を「弾けない」ことにわざわざフォーカスする必要なんて無い。
 
 
 
そういう曲もあるよね
 
 
 
くらいの軽いノリで、置いておこう。
 
 
 
ギターを弾き続けていれば、いつか弾ける日が必ず来るから。
 
 
 
弾きたい曲を弾いてギターを覚えていく中で、自分のギターに凸凹=クセができるのは当たり前。
 
 
 
そしてそれは決して恥ずかしいことじゃない!
 
 
 
むしろ、それが「自分らしいギター」なんだ!
 
 
 
それこそがカッコイイギターなんだ!
 
 
 
だから、まんべんなく上手くなろうとしなくてイイのよ。
 
 

 

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