長年に渡ってギターと付き合ってきた経験から、ついにギターレッスンを始めました。
https://thenontarou.stores.jp/items/5f51f2848b9c6224e226a65f
というわけで、ギターの上達法…というか、楽しみ方を人生にからめて書いていきたいと思う。
ギターで好きな曲を弾きたい!
と思いたったら、楽曲の楽譜を買ってきてそれを見ながら毎日ギターと楽譜を行ったりきたりすることだろう。
おそらく、ギター初心者の大抵の人は、楽譜は読めない。
当たり前だ。
楽譜なんて、ピアノやってたり、吹奏楽をやってたりした人たち以外にはまったく無縁の世界なんだから。
俺も例に漏れず、まったく読めなかった。
そして今もまったく読めない。
しかし、ギターは弾ける。
俺が
ギターって最高やな〜!
と、関西弁でつくづく感じるのがこの点だ。
ギターの
誰でもウェルカムな敷居の低さ
がすごく好き。
楽譜に馴染みの無い人でも、弾けてしまうこの楽しさ!
ハッキリ言って、ギターを弾いている人で楽譜を買ってその通りに弾いて‥ということを続けている人なんてほぼいない。
楽譜を見るのは最初だけだ。
そして、大抵が楽譜を見てこう思う。
あ、ダメだ、こりゃ読めねーや。
さて、ここからがギターを楽しみながら弾くかどうかの境い目になる。
ギターがつまらなくなってしまう人は、「いい意味でも悪い意味でも真面目」だから、なんとか楽譜が読めるように頑張ってしまう。
自分に「苦行」を課してしまうわけ。
前に書いたけど、ギターにおいて「苦行」を課すことは「楽しみまくる」というエネルギーを奪う行為だからね。
https://ameblo.jp/thenontarou/entry-12623159983.html
話を戻して、楽譜を読もうと頑張ることは「苦行」なのでやめるべきだ。
じゃあどうやってギターの弾き方を覚えればいいのよ!もうっ!
という声が聞こえる。
お答えしよう。
俺のやり方はこうだ。
まず、最初の最初は楽譜に力を借りる。
ただし、楽譜を読もうとしないこと。
楽譜から力を借りるのは次の点だけにする。
①弾き語りならコードを覚えるため
②ギターフレーズならどこで弾いているのかを知るため
①について
楽曲のギターコードを覚えることは、その曲についての基本を覚えることだ。これは「必要な技術」だから、覚えとかなきゃね。いきなりコードとか言われてもよく分からないでしょ?だから、楽譜に記載されている「コードの名前」と「コードの押さえ方」を参照させていただきましょう。
ただし、決して欲張って貧乏根性から関係ないコードまで覚えようとしないこと。コードに興味があるなら構わないけど。
②について
ギターの楽譜は、ピアノの五線譜とは違い、ギターの弦の数と同じ六本の線で表される。これをタブ譜と言う。ギターフレーズを覚えようとするなら、まずはこのタブ譜を見て、どの弦のどのポジションを押さえるとそのフレーズの音が鳴るのかを確認しよう。ドレミファのドの音がどこを押さえて鳴っているかを知ることができるようなものだ。
クドイようだが、楽譜を読もうとしてはならないよ。時間がひたすらかかるし、最初のころにそれをやるのは「苦行」だからね。
こんな感じで楽譜に力を借りよう。
楽譜を読んで、曲に「必要な技術」をザックリとフィーリングとして感じておこう。
これで最初の頃より、チンプンカンプンさが無くなる。
対象に関しての攻略法がなんとなく見えてくるでしょ?
ギターは敷居の低い楽器だ。
「この曲が弾けたら次の曲」とか、「このコードを覚えなきゃダメ」とか、「あなたの実力ならこの曲」とか、そんなんは一切ない。
だから、学校のお勉強のように段階を踏んで教科書通りにやる必要など無いのだ。
自分のやり易いように、
自分が楽しくて仕方がないやり方で、
いくらでもショートカットして良いのだ。
楽譜から力を借りれるところは借りよう。
ただし、楽譜に支配されてはならない。
あくまでギターを楽しんで弾くのはあなた自身なのだから!
人生と同じだね!(無理矢理)
さて次回は、
じゃあその後はどうやってギターを覚えていくのか?
について書きます。
ロック!(突然)
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